2003 Fiscal Year Annual Research Report
携帯電話・PDA・ノートパソコンを連携した小中学生のための学習支援システムの開発
Project/Area Number |
13558015
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
東原 義訓 信州大学, 教育学部, 教授 (90143172)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
余田 義彦 同志社女子大学, 学芸学部, 教授 (20191653)
藤森 裕治 信州大学, 教育学部, 助教授 (00313817)
榊原 保志 信州大学, 教育学部, 助教授 (90273060)
高藤 清美 東京家政学院筑波女子大学, 短期大学部・情報処理科, 助教授 (00279556)
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Keywords | PDA / 野外観察 / 事前学習 / データベース / 野鳥 / 科学者 |
Research Abstract |
本年度は,野外観察を支援することを目的とした、ASPを使った携帯情報端末対応のWebページ教材の開発を中心に研究を進めた。 1教材の特徴 (1)貯食行動の見られる野鳥と種子散布に関わる野鳥のデータペース (2)カケスを始め、野鳥の写真を豊富に扱い、視覚による学習効果を重視する (3)野鳥の貯食行動と種子散布に関わる情報を多く取り入れ、鳥の種類が多く、一つ一つの情報が少ない一般のデータベースと差別化する (4)科学者の目の付け所や研究に触れ、野外観察においてのポイントを捕らえることができる 2教材の内容 文中や写真の中にクリックする場所がいくつかある。クリックする場所が示されているものと、自分で見つける場所がある。 ●秋の森の様子を見てみよう 秋の森を主に森のいろいろな写真を見て、そこに住む動物たちの様子を見る。夏の森や冬の森など、同じ森でも季節によってまったく違うことを感じる。 ●カケスってどんな鳥? カケスの貯食行動の研究を、写真を追っていく形で辿っていく。学習は、カケスの生態について、ドングリの貯食行動について、ドングリの芽生えについて、という流れで行う。 ●貯食行動をする鳥たち 貯食行動の見られる野鳥のデータベースによって、他の貯食行動の見られる野鳥及び種子散布に関わる野鳥について学ぶ。野鳥の写真ギャラリーにつながるものもあり、野鳥の写真がたくさん見られる。 ●科学者になって森を見る 科学者の研究や目の付け所などを示し、そこから観察のポイントをつかめる。カケスの貯食行動の復習も兼ね、人間と自然との望ましい関わり方や、野外観察の仕方などを学習する。 ●野外観察直前チェック! 最後に野外観察に出る直前に復習のための野外観察事前チェックをする。
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Research Products
(1 results)