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2002 Fiscal Year Annual Research Report

マレーシアの産業発展・都市開発と森林・マングローブ林保全システムに関する研究

Research Project

Project/Area Number 13572043
Research InstitutionAkita University

Principal Investigator

高樋 さち子  秋田大学, 教育文化学部, 助教授 (00261644)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 福岡 克也  東亜大学, 大学院・環境科学専攻, 教授 (80062777)
下渡 敏治  日本大学, 生物資源科学部, 教授 (00120478)
上原 秀樹  日本大学, 生物資源科学部, 教授 (80151827)
Keywordsマングローブ / マレーシア / 熱帯林の破壊 / 植林 / 水上生活用住宅 / 生活環境基盤設備 / モニタリング調査
Research Abstract

平成13年度に引き続きマレーシアの現地調査を含めて研究を進めている。マレーシアの現地調査の対象として,(1)生活環境基盤整備充実のための都市インフラ整備の拡張(主に,港湾関連施設)に伴う熱帯林・マングローブ林の破壊地域,(2)インドネシア等の移民の水上生活用の住宅建設によるマングローブ林の破壊地域を中心として調査を行った。現在のマレーシアの国策である経済・産業発展により国際公共財=国際公共資源としての熱帯林,主にマングローブ林の伐採,倒木の影響が予測される地域の抽出を行った。(3)平成13年度からコタキナバルから50Kmのキナルート・エコパークにサバ州森林開発公社と共同でマングローブの植林を開始しモニタリング調査を2回実施した。このマングローブの植林はサバ州では初めての試みである。
また,今年度のフィールドワークを実施した結果から将来の森林環境保全システムの構築と同時に,環境影響評価の分析も必要となる。
マングローブ林地帯の住民は,マングローブ林の豊かな恵みを活用しながら,生活に取り組んできた。住民の就業構造,生業との組み合わせで生活が成立してきている状況を調査する必要がある。今後の調査にマングローブ森林資源の利用と環境について地域ごとに実施することを課題とした。すなわち平成14年度,人間と自然の共存関係を大きく転換する人為的インパクトが増大している。そこで現在のマングローブ林地の転用形態,内容の過程について調査研究をした。
平成14年度から現地調査を進める場合,カウンターパートナーの位置づけが重要となり,マレーシア・サバ大学の協力を得た。

  • Research Products

    (5 results)

All Other

All Publications (5 results)

  • [Publications] 上原秀樹: "日本は国際協力を通じて開発途上国との相互パートナーシップを築けるか"東アジアの国際協力. 197-210 (2002)

  • [Publications] 上原秀樹: "日中間貿易問題与合作課題"東亜地区合作与合作机制. 153-169 (2002)

  • [Publications] 上原秀樹: "地域開発における貧困・資源管理の政策課題と環境教育-多民族社会のマレーシア,サバ州を事例として-"日本大学経済学研究所紀要. 3号(印刷中). (2003)

  • [Publications] 上原秀樹: "途上国における環境問題と食糧不安の根源-マレーシア・サバ州を事例として-"日本大学総合科学研究所. (印刷中). (2003)

  • [Publications] 近藤均編集 高樋 さち子: "生命倫理事典"太陽出版. 983 (2003)

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Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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