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2002 Fiscal Year Annual Research Report

青年期危機が人格的発達に及ぼす効果に関する研究

Research Project

Project/Area Number 13610123
Research InstitutionKanazawa University

Principal Investigator

岡田 努  金沢大学, 文学部, 助教授 (10233339)

Keywords青年期 / 友人関係 / 自己像
Research Abstract

[1]以下の学会において,本研究課題に関する研究成果の発表を行った。
1)現代青年の友人関係の構造についての検討 日本心理学会第66回大会発表論文集,31
2)青年期における自己の諸側面に関する一考察:共感性との関連において 日本教育心理学会第44回総会発表論文集,150
[2]研究1:平成13年度の予備調査に基づいて,縦断的調査を大学生に対して施行した。自己の諸側面・重視する自己の側面・理想自己・ライフイベント・内省傾向(自己意識)に関する質問項目を同一回答者に6ヶ月の間隔を置いて実施した。このデータに基づいて自己概念の変化に対して,具体的なライフイベント(危機体験)と内省体験のいずれが影響を及ぼしているかについて解析を行った。これらの結果は,平成15年度の日本心理学会第67回大会において発表される予定となっている。
[3]研究2:平成13年度に実施された予備調査のうち,「ライフイベント」「友人関係の行動的側面」についてより精度の高い項目の検討を行うため,研究1とは別の回答者群に対して,これらについての尺度項目を実施した。友人関係尺度,友人関係の行動的側面に関する項目,ライフイベント尺度項目を金沢および東京都内の大学生178名に対して実施した。友人関係尺度については改めて因子分析を行い,因子構造の確認を行った。友人関係の行動的側面の項目については,多重コレスポンデンス分析により項目を代表する軸を求め,従来の評定尺度型の友人関係尺度との関連を検討した。またライフイベントについてはカテゴリカル主成分分析により,構成される要因について検討を行った。

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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