• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2002 Fiscal Year Annual Research Report

災害時におけるインターネットを利用した情報支援活動についての調査研究

Research Project

Project/Area Number 13610224
Research InstitutionOtsuma Women's University

Principal Investigator

干川 剛史  大妻女子大学, 人間関係学部, 助教授 (20243735)

Keywords災害 / インターネット / 情報支援活動 / 三宅島 / 噴火災害
Research Abstract

平成14年度においては、「三宅島噴火災害」でのデジタル・ネットワーキングに関する実態調査を中心におこなった。
具体的な調査方法としては、三宅島の避難者に対して支援活動を行う情報ボランティア、専門家、災害救援NPO、行政機関などが利用しているメーリングリストやホームページにアクセスして、また、それと並行して、三宅島避難者の住民組織である「三宅島島民連絡会」を調査対象として参与観察を行った。
その結果、三宅島住民、三宅村、東京都、政府、支援者、専門家、情報ボランティアの間で避難生活中の生活支援と帰島後の復興という共通の目的をめぐって展開される、デジタル・ネットワーキングにおいては、インターネットが活用されているが、しかし、それらの主体間での連携は不十分であり、効果的な被災者支援へと結びついてはいないことが把握できた。
これらの実態調査を行う際に、デジタル・ビデオ・カメラ、高性能ノートパソコン、カラー・レーザー・プリンターを利用して大量のデータを収集・記録・整理・保存した。
さらに、次年度以降の調査研究の準備作業として、長崎水害の事例を教訓とした政府と自治体のITを活用した防災対策の現状について、各地自治体の防災を視野に入れたITを活用した地域づくりの先進的取り組みについて、東海地震に備えて静岡県を中心に行われている産官学民共同のITを活用した災害情報支援システムづくりについて実態調査を行った。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 干川剛史: "三宅島噴火災害における情報支援活動の展開と課題"大妻女子大学人間関係学部紀要『人間関係学研究』. 4号. 33-51 (2003)

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi