2001 Fiscal Year Annual Research Report
関西文化学術研究都市における共生型まちづくりの研究
Project/Area Number |
13610248
|
Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
三沢 謙一 同志社大学, 文学部, 教授 (10066201)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
日下 菜穂子 関西福祉科学大学, 社会福祉学部, 専任講師 (70309384)
南 育弘 徳島文理大学, 総合政策学部, 教授 (70166081)
渡辺 武男 同志社大学, 文学部, 教授 (60095411)
|
Keywords | 関西文化学術研究都市 / 共生型まちづくり / コミュニティ形成 / 世代間共生 / 環境共生 / 異文化間共生 / ボランティア / 都市政策 |
Research Abstract |
本年度の研究目標と研究実施計画に従って、次の研究を行った。 (1)研究グループの形成:研究協力者を加えた次の3つのグループをつくった。 (1)地域ネットワーク形成、世代交流、国際交流などを研究する「住民共生研究G」。 (2)生活環境、環境意識、環境活動などを研究する「環境共生研究G」。 (3)政策原理、計画策定、事業化、主体形成などを研究する「原理・政策研究G」。 各グループの活動と並行して全員参加の研究会を6回開き、次の活動を行った。 (2)学研都市調査の再検討:過去7年間にわたるわれわれの学研都市調査の成果を再検討した。 (1)現状とニーズの把握、(2)課題の抽出と求められるあり方の検討、(3)その実現のための要件と方策の検討などの点に関して何がどこまで明らかになっているのかを吟味し、これから取り組むべき調査研究の内容を明確化するよう努めた。 (3)調査研究成果の検討:近年の地域社会学における主要な成果を検討した。 テクノポリスやサイエンスシティを対象とする主な調査研究の成果を上記(1)〜(3)の諸点について検討し、さらに、比較対象地の現地踏査や資料収集も加えて、比較研究にとって必要な視点や項目を抽出することに努めた。 (4)調査データの収集:準備活動が進んだグループでは、高齢者のネットワークや介護問題などに関して、すでに現地調査とデータ分析の段階へ入っているところも出ている。
|