2001 Fiscal Year Annual Research Report
アレクサンドルゲルツェンの思想を中心とする近代ロシア社会思想の包括的研究
Project/Area Number |
13610643
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Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
長縄 光夫 横浜国立大学, 教育人間科学部, 教授 (60068757)
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Keywords | ゲルツェン / 西欧 / スラヴ派 / ニコライ一世 / アレクサンドル二世 / 48年革命 |
Research Abstract |
アレクサンドル・ゲルツェンを中心とした近代ロシア社会思想の包括的研究の第一段階として、本年度は第1にゲルツェンの生涯において最も重要な時期であるニコライ一世の時代について、最新の研究に依拠しつつ、その概要をまとめ6月30日にロシア思想史研究会の6月例会において「ニコライー世の時代について-」と題して発表した。 第2に夏休みを利用して行った(ニューヨーク)コロンビア大学附属図書館バラメーチェク、マーカイヴでのゲルツェン関係の資料調査をもとにして「ゲルツェンとロジチェフ」と題する報告を早稲田大学政治経済学部現代政治経済研究所10月例会(10月18日)において行った。いづれの報告も「横浜国立大学教育人間科学部紀要」ならびにロシア史研究会機関誌「ロシア史研究研」に投稿するために、手直し準備中である。
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