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2002 Fiscal Year Annual Research Report

安井琢磨遺稿・書簡に基づく日本における一般均衡理論形成過程の研究

Research Project

Project/Area Number 13630001
Research InstitutionSaitama University

Principal Investigator

貝山 道博  埼玉大学, 経済学部, 教授 (40096392)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 藤林 泰  埼玉大学, 経済学部, 助手 (80292639)
上井 喜彦  埼玉大学, 経済学部, 教授 (90134329)
奥山 忠信  埼玉大学, 経済学部, 教授 (40185559)
Keywords安井琢磨 / 一般均衡理論 / 一般均衡解の安定条件 / シュンペーター / ワルラス / サミュエルソン / アロー
Research Abstract

本研究の目的は、日本における一般均衡理論研究の嚆矢的存在である故安井琢磨氏の蔵書(学術研究雑誌を含む)への詳細な書き込み、遺稿、研究ノート、シュンペーターをはじめとする先駆的研究者からの書簡などを通して、日本における一般均衡理論研究形成過程を明らかにすることにある。
この目的を達成するために、埼玉大学経済学部研究資料室内「安井文庫」に所蔵されている膨大な蔵書、遺稿、研究ノート及び書簡等々の未発表資料を整理・分析する作業を平成11年度から継続して行っている。
平成11・12年度には、蔵書、遺稿、研究ノート及び書簡等々の保存・整理及び必要なもののデータベース化を行った。その総数は3,641点にものぼった。
平成13・14年度には、これらのうち本研究に必須となる書き込みのある蔵書、遺稿、研究ノート及び書簡を選出して分析・解読にあたった。具体的に言うと、平成13年度では以下の作業を行った。
(1)書き込みがある蔵書103件(15,513コマ)をマイクロフィルムに収録し、それらをプリントアウトした上で簡易製本化した。
(2)研究ノートを解読し、整理・分析した。
(3)新たに発見された資料を分類し、整理した。
平成14年度には、これまで整理した資料のうち必要なものについて再整理するとともに、(1)蔵書への書き込みの解読とそれらの整理・分析、(2)書簡の解読と整理・分析、を行った。平成14年度を含むこれまでの研究成果は学内外の研究者に広く利用されているが、学部内研究者により平成14年度の研究成果を利用して書かれた論文2編が、近日中に発表されるべく埼玉大学経済学会誌『社会科学論集』に現在投稿されている。

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Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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