2001 Fiscal Year Annual Research Report
アジアにおけるアメリカニゼーションの歴史的国際比較研究
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13630101
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
原 輝史 早稲田大学, 商学部, 教授 (30173066)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮本 又郎 大阪大学, 経済学部, 教授 (50030672)
廣田 功 東京大学, 経済学部, 教授 (90055236)
工藤 章 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (90092197)
渡辺 純子 静岡大学, 人文学部, 助教授 (90261271)
米倉 誠一郎 一橋大学, イノベーション研究センター, 教授 (00158528)
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Keywords | アメリカニゼーション / グローバリゼーション / アジア経済 / 国際研究者交流 / 国際情報交換 / アメリカ,ドイツ,フランス / アルゼンチン(ベノス・アイレス) / モンベイアリザション |
Research Abstract |
平成13年度に行った研究によって得られた研究実績は,「研究目的・研究実施計画」で提出した点をカバーする。より具体的には以下の通りである。(1)平成13年4月-5月;各メンバーによる「アジアにおけるアメリカニゼーション」に関する文献整理や解読による問題意識の共通化。(2)平成13年5月16日〜5月18日;アジア地域におけるアメリカニゼーションに関する国際会議の組織化。この国際会議の英語名タイトルは,Americanisation in Asian Arears-Historical and International Perspectivesであり,会議の会場となったのは東京大学や山上コンフェランス・ホールであった。参加者は,日本 韓国,フランスなどである。(3)平成13年5月19日;第70回社会経済史学会全国大会(於上智大学)においてパネル・ディスカッションを設置した。タイトルは,「アメリカニゼーションと東アジア経済」であり,工藤章(東大)と原輝史(早大)が問題提起を,沢井実(阪大)渡辺純子(静岡大)宮島英昭(早大)が報告をD.Barjot(パリ第4大学教授)と末廣昭(東大)がコメンテイターをつとめた。総合司会は、廣田功(東京大学)および宮本又郎(大阪大学)が受けもった。(4)平成14年4月〜平成15年3月(今後の研究の展開);平成14年7月22日〜26日まで,アルゼンチン共和国の首都ベノス・アイレスの第13回国際経済史会議に第41部会を設置し,日本からオルガナイザーとして原輝史(早大)と工藤章(東京大学)が参加する。また10月15日より11月5日までパリ第4大学教授のDaminique Barjoが来日す
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Research Products
(7 results)
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[Publications] 原 輝史: "第5回ヨーロッパ経済史会議に参加して(資料)"早稲田商学. 第391号. 549-560 (2001)
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[Publications] 廣田 功: "市民から見た統州統合-統合過程と市民意識の変化-"NIRA・EAsia研究チーム編『東アジア回廊の形成』(日本経済評論社刊). NIRAチャレンジブックスNo1. 309-355 (2001)
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[Publications] 沢井 実: "明治期の工作機械工業"大阪大学経済学. 50巻・1号. 1-30 (2000)
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[Publications] 末廣 昭: "Asian Corporete Governance : Disclosure-Based Screening System and Family Business Restructuring in Thailland"社会科学研究 東京大学社会科学研究所紀要. 52巻・第5号. 55-97 (2001)
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[Publications] 米倉 誠一郎: "マネジメント・フォーラム(インタビュー)カルロス・ゴーン"一橋ビジネス・レビュー. 49巻3号. 164-179 (2001)
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[Publications] 米倉 誠一郎: "マネジメント・フォーラム(インタビュー)松井 道夫"一橋ビジネス・レビュー. 49巻2号. 182-197 (2001)
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[Publications] 原 輝史編著: "Eu経営史"株式会社 税務経理協会. 327 (2001)