2001 Fiscal Year Annual Research Report
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13650972
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| Research Institution | Osaka Prefecture University |
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Principal Investigator |
正岡 孝治 大阪府立大学, 工学研究科, 助教授 (10244659)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
北浦 堅一 大阪府立大学, 工学研究科, 講師 (00081399)
岡田 博雄 大阪府立大学, 工学研究科, 教授 (90081398)
上田 幸雄 近畿大学, 生物理工学部, 教授 (30029037)
坪郷 尚 大阪府立大学, 工学研究科, 助手 (80254431)
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| Keywords | 異常波 / 船体梁 / 崩壊挙動 / 最終強度 / スミス法 / 二次元流体力 / アーセル田才法 |
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| Research Abstract |
初年度は計算プログラムの改良および開発を目的とした。異常波によって船体梁に作用する力による動的応答と崩壊挙動の計算プログラムの骨格となる部分を開発した。開発の際には特に次にあげる項目について慎重に検討した。
(1)船体梁断面が最終強度に達した後の強度低下について検討をした。強度低下に関しては梁断面にスミス法を適用し、その結果から強度低下係数すなわち軟化係数を求めた。しかし、この結果は船体が「へ」の字に折れ曲がるような大きな曲げに対しては適用できないことがわかった。さらに繰り返し曲げに対しては適用ができないという欠点を有している。
(2)二次元流体力として使用しているアーセル田才法の妥当性について検討をした。計算をする際には船体の大きな姿勢変化に対して、常にその姿勢での流体力を算出するようにプログラムを開発した。このプログラムにより計算された結果は、過去に行われたいくつかの実験ともよい一致を示すことを確認した。
これらのことに注意をはらいプログラムを開発した。特に(1)の強度低下については理論的には解明できない点が多くあることがわかったので、二年度に簡単な実験を実施することにし、その方法について見当をおこなった。繰り返し曲げによって薄板で構成される梁の強度がどのように低下するかを実験により検討する予定である。
開発しているプログラムは非常に計算時間のプログラムであることがわかった。第二年度に系統だった計算を行うために第一年度では高速計算を行うためにコンピュータの並列的な計算を行う準備をおこなった。
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Research Products
(1 results)
