2004 Fiscal Year Annual Research Report
膝関節後十字靭帯および後外側支持機構損傷の病態および治療に関する生体力学的研究
Project/Area Number |
13671539
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
須田 康文 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (20196900)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松本 秀男 慶應義塾大学, 医学部, 助教授 (50138038)
大谷 俊郎 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (00160531)
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Keywords | 膝後十字靭帯 / 膝後外側支持機構 / 靭帯再建術 / バイオメカニクス / 動作解析 / 関節鏡 / 膝外側側副靭帯 / 膝窩筋複合体 |
Research Abstract |
平成16年度は、膝関節後十字靭帯損傷患者を有症状者と無症状者に分け、正常者の動作解析と比較した結果、膝関節後十字靭帯損傷有症状患者に特異的な動作(階段降下動作時)が存在することを明らかにし、その成果を第19回日本整形外科学会基礎学術集会(2004年、10月:シンポジウム)、The 50^<th> Annual Meeting of the Orthopaedic Research Society (2004年3月、San Francisco, USA :ポスター)で報告しました。また膝関節後十宇靭帯単独と後十字靭帯・後外側支持機構複合損傷を鑑別する徒手検査法を考案し、その手技と意義についてThe 50^<th> Annual Meeting of the Orthopaedic Research Society, podium (2004年3月、San Francisco, USA :講演)について報告し、新しい診断法として高い評価を得ました。さらに我々の考案した膝関節後十字靭帯2束再建法の臨床効果を第53回東日本整形外科災害外科学会(平成16年、9月:シンポジウム)にて報告しています。 屍体膝を用いた研究については、我々と上智大学理工学部で共同開発した膝運動シミュレーション・マシーンを使用して、靭帯再建手術のシミュレーションを行いました。しかし機械にいまだ改良の余地のあることが判明し、現在その修繕に当たっています。本マシーンが完成しますと、膝関節に各種負荷を加えた際の関節変位量、一定の変位量に対する靭帯にかかる負荷、双方の計測が可能となり、より生体に即したシミュレーションが可能となります。
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Research Products
(5 results)