2001 Fiscal Year Annual Research Report
遺伝カウンセリングのためのデータベース構築に関する研究
Project/Area Number |
13671735
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
永田 行博 鹿児島大学, 医学部, 教授 (30038806)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三谷 穣 鹿児島大学, 医学部, 助手 (90325788)
池田 敏郎 鹿児島大学, 医学部・附属病院, 助手 (40315437)
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Keywords | 遺伝カウンセリング / データベース / 染色体異常 / 遺伝 |
Research Abstract |
PCサーバー(ProLiantシリーズ)を用いてhttpdにApacheを用いたWebサーバーを構築した。安定稼動のために、無停電装置を導入するとともにRAID5を用いデータの冗長性を持たせた構成にした。またデーターベースとして、PostgresSQLを用い、OSにはLinuxを用いた。またデータベースをhttpから利用するために、サーバーサイドスクリプト言語であるPHPを導入した。 セキュリティー上の問題から自施設のLANへの設置が許可されるまでにもうしばらく時間がかかるため、現時点ではプライベートIPアドレスを用いて、閉じたLANのなかでのみ実験を行っている。同時アクセスによる付加試験を行うも現状で不安的になることはなく3ヶ月間以上24時間運用が可能となっている。停電時には、無停電装置が働く構成だが、長時間にわたる停電時には自動的なシャットダウンを行えるように現在検討中である。データの保守・更新作業は初期にはftpプロトコルを用いたが、現在はsftpプロトコルを用いて暗号化することでより安全な遠隔管理を行えるようにした。 現在、閉じたLAN内で実験的にWeb(http)によるデータ入力を行っており特に問題は出ていないが、インターネット経由ではセキュリテイー上httpsを用いる必要性があり、次年度以後に計画している。データ入力に関しては、まだ本格的な入力は行っていないが、OMIMにあるデータ以外にも、染色体異常の再発率の理論的、経験的データも入力できるようにしてサービスできるようにしていく予定である。
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