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2001 Fiscal Year Annual Research Report

古代人の知恵から学ぶ製塩法を中心とした塩の総合的な教材開発と指導法の研究

Research Project

Project/Area Number 13680224
Research InstitutionOsaka Prefectural Education Center

Principal Investigator

山本 勝博  大阪府教育センター, 科学教育部・理科第一室, 主任研究員 (60250263)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 利安 義雄  茨城大学, 教育学部・理科教育研究室, 教授 (90125253)
上角 隆亮  大阪府教育センター, 科学教育部・理科第二室, 研究員兼指導主事 (20342975)
Keywords土器製塩 / 食塩結晶 / 塩分濃度 / イオン分析 / アボガドロ数 / イオン交換膜 / 海水 / 教材開発
Research Abstract

今年度は、次の1〜3の内容に関して研究を行った。
1.学校における土器製塩を用いた海水からの塩づくりの実践
2.特徴的な地域における水環境調査(河川および湧水調査)を中心とした塩分濃度、EC、イオン分析の実施
3.塩に関わる全般的な教材開発研究
の大きな三つの柱を立て、研究調査・教育実践・教材開発を実施した。
そして、(1)学校における土器製塩を用いた海水からの塩づくりの実践では、小学校4校、中学校1校、高等学校1校において粘土を用いた土器作りから行い、実際の海水を煮詰めて塩を取り出す実践を行い、問題点を探り課題を検討中を行った。
(2)特徴的な地域における水環境調査(河川および湧水調査)を中心とした塩分濃度、EC、イオン分析では、(1)大阪府和泉市〜岸和田市(塩谷地区および内畑地区)(2)和歌山県(紀ノ川流域)(3)徳島県(吉野川流域)2回調査実施(4)愛媛県(西条市の湧水群)の現地調査を行い、現在、実験室における測定を継続して行っており結果を分析中である。
(3)塩に関わる全般的な教材開発研究では、(1)食塩結晶を用いたアボガドロ数の測定、(2)イオン交換膜を用いた食塩の電気分解等の教材を開発中である。
また、塩に関する多くの資料やデータ(文献および行政資料など)を集積しており、これらを分析・整理して次年度以降の研究に活用する予定である。今後の課題としては、実践校をあと数校増やすと共に、塩に関わる環境調査を継続して実施し結果をまとめる予定である。さらに塩に関わる実験教材の開発を行ってまとめたいと考えている。

URL: 

Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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