2004 Fiscal Year Annual Research Report
教師の国語科授業力を自主的に伸長させる研修プログラムの開発に関する研究
Project/Area Number |
13680318
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Research Institution | Fukuoka University of Education |
Principal Investigator |
中谷 雅彦 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (60274396)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
前田 真証 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (70116664)
堀 泰樹 大分大学, 教育福祉学部, 教授 (10219206)
楢原 義顕 宮崎大学, 教育文化学部, 助教授 (10145401)
鈴木 慶子 長崎大学, 教育学部, 助教授 (40264189)
渡辺 春美 沖縄国際大学, 総合文化学部, 教授 (10320516)
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Keywords | 国語科授業力 / 野地潤家博士 / 国語教材把握力 / 国語科授業構想力 / 国語学力把握力 / 国語学習深化力 / 国語科授業評価力 / 研修プログラム |
Research Abstract |
1.国語科授業力の診断項目の明確化…平成14年度の中間報告書では、(1)領域ごとに国語科授業力の4文節(国語教材把握力・国語科授業構想力・国語科授業実践力・国語科授業評価力)ごとにさらに2つの柱を設け、(2)各々5つの診断項目(計40項目)を設けてレーダーチャート方式でそれぞれ何点ぐらいあるか自己評価して、(3)現在どういう国語科業力を備えており、どこに問題点を抱えているかを、自覚して(4)主体的に研修を求めるようになる研修プログラム試案を(3日分)作成した。 2.しかし、実際の場で、計40項目について、それぞれ2点か、1点か、0点かをつけるのは難しく5項目10点満点で合計して、自らの国語科授業力を診断した結果のレーダーチャートを作成してもその根拠がある場合もない場合もある。しかも、時間がずいぶんかかる上にどこをどう力をつけていくかの指摘よりも、国語科授業力そのものの理解に力が注がれやすい。そこで改めてレーダーチャート方式の使用の有無も担当者にゆだね、現場で受けやすい2日間の国語科授業力のうち育成の焦点を見定めた実施計計画を作り直して実際に研修を試みた。そして、各領域における国語科授業力を伸ばす研修のあり方についておおよその見通しを示すことができた。
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Research Products
(3 results)