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2001 Fiscal Year Annual Research Report

地域住民の運動実行段階はどのように変化するか

Research Project

Project/Area Number 13770213
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Research InstitutionKyushu Women's Junior College

Principal Investigator

北田 豊治  九州女子短期大学, 体育科, 講師 (00321282)

Keywords運動実行段階 / セルフエフィカイシー / 運動参加パターン
Research Abstract

一次計画は一般成人を対象に,定期的な運動の実施状況と意識を運動実行段階(SEBC)によって分類し,運動実行段階の各ステージと運動に関するセルフエフィカシーとの関連を明確にすることを第一の目的とした.第二の目的は,学生時代から現在までの運動の継続や中断のパターンを類型化しセルフエフィカシー,自尊心,ソーシャルサポートなどの変数を用いて,運動習慣の継続や離脱,中断の特性を把握することである.
定期的な運動(1回20分以上を週に3日以上)を実施している者,すなわち「運動維持群」「運動実行群」が約1/4であり,まったく運動をしていない者,「運動関心群」と「運動無関心群」を合わせると約6割であった.運動に対するセルフエフィカシーは運動無関心群,運動関心群,運動準備群,運動実行群,運動維持群と運動実行段階が高くなるほど高い値を示した.このことは定期的な運動実行のための規定要因にセルフエフィカシーが関与していることを示している.現在までの運動参加のパターンは就学時から現在までに行ってきた運動やスポーツ(学校や地域のスポーツクラブや個人的な運動等含む)を四型に分類した.運動参加パターンとセルフエフイカシーとを比べると継続型(就学時から現在まで何らかの運動を継続),中断復帰型(途中で一旦運動をやめたが再度運動に復帰),離脱型(途中で運動をやめて現在もやっていない),不参加型(最初から運動に参加してない)の順に運動に対するエフィカシーが高いことが示された.自尊心及び運動に関するソーシャルサポートは継続型や中断復帰型が高く,不参加型は低いことが示された.二次計画は一次本調査実施6ヶ月経過時に調査を行い,一次,二次の両調査における運動実行段階のステージの変化とライフスタイルをはじめとする背景要因,一次調査で用いた変数との関連を検討することを計画している.

URL: 

Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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