2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
13NP0401
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
鈴木 正昭 岐阜大学, 大学院・医学研究科, 教授 (90093046)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 恭良 大阪市立大学, 大学院・医学研究科, 教授 (40144399)
松田 彰 北海道大学, 大学院・薬学研究科, 教授 (90157313)
石川 智久 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 教授 (60193281)
根岸 学 京都大学, 大学院・生命科学研究科, 教授 (60201696)
伊藤 誠二 関西医科大学, 医学部, 教授 (80201325)
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Keywords | 3成分連結PG合成法 / non-RI光親和性標識法 / 蛍光プローブ / ABCトランスポーター / Socius / 神経性疼痛 / プラナーポジトロンイメージング / MicroPET |
Research Abstract |
リチウムエノラートの溶液構造とHMPAの効果を詳細に解析し、環境調和型高効率3成分連結PG合成法開発のための基礎理論を構築した。アルキルアジド基を活用した汎用non-RI光親和性標識法を開発し、HMG-CoA還元酵素やリアノジン受容体プローブに応用して標的タンパク質の標識に成功した。新規核内受容体RXRアゴニストを開発し、遺伝子発現プロファイルや受容体活性化作用を明らかにした。キラルシクロプロパンユニットを活用してヒスタミンH3受容体およびNMDA受容体プローブを創製した。新たなフルオレセイン系蛍光プローブの設計理論を構築し、β-ガラクトシダーゼ蛍光プローブを開発した。アロディニア誘発にかかわる新規アクロメリン酸受容体探索プローブを創製した。アスコルビン酸をコア構造とするチロシンポスファターゼ阻害剤ライブラリーを構築した。 高密度タイリングアレイを用いて5-FU刺激後の特定ゲノム配列の解析に成功した。ヒトABCトランスポーターABCG2の基質特異性自動化高速スクリーニング装置を開発、抗癌剤イリノテカン誘導体に応用して耐性を克服する薬剤設計理論を構築した。 RhoファミリーGタンパク質Rnd1およびG12ファミリーに結合する新規分子を発見しSociusと命名した。NADPH diaphorase染色に基づく難治性疼痛の可視化・定量化法を開発し、非可逆的神経損傷に伴う神経性疼痛がNO産生により維持されることを明らかにした。 プラナーポジトロンイメージング装置(PPIS)を用いて薬剤の脳内移行性を評価する手法を確立した。末梢性ベンゾジアゼピン受容体リガンドの^<18>F-標識体の合成とPETイメージングに成功した。MicroPET装置を用いて^<68>Gaを活用する手法を検討した。Cu-ATSMと^<18>F-FDGの同時投与によるPETイメージング診断法の有用性を実証した。
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Research Products
(58 results)