2004 Fiscal Year Annual Research Report
プロダクトライフサイクルのためのデジタルセマンテック製品モデルの研究開発
Project/Area Number |
14102032
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
岸浪 健史 北海道大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (30001796)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金井 理 北海道大学, 大学院・情報科学研究科, 助教授 (90194878)
田中 文基 北海道大学, 大学院・情報科学研究科, 助教授 (30207138)
赤間 清 北海道大学, 情報メディア教育研究綜合センター, 教授 (50126265)
三井 聡 旭川工業高等専門学校, 助教授 (00219669)
近藤 司 函館工業高等専門学校, 助手 (40292049)
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Keywords | デジタルセマンテックモデル / プロセスモデル / 製品モデル / 加工フィーチャモデル / CNC加工プロセスモデル / 品質検証モデル / 5軸フライス加工 / メッシュモデル |
Research Abstract |
工業製品の設計・生産・利用・保守にわたるプロダクトライフサイクルは50年以上に及ぶ。しかしながら、この年月の間に情報処理技術は急速に変化・発展することが確実であるため、工業製品の設計・生産・利用・保守データを同一のコンピュータシステムで長年にわたり利用・管理することは極めて困難である。製品のライフサイクル全般にわたって貴重なデータを維持・利用・管理するためにはコンピュータの実装系に依存しない、データの意味と品質を保証するデジタルセマンテック製品モデルが必要となる。さらに、製品ライフサイクルの各段階において必要なプロセスモデル(Functional Model)を導出し、人間とコンピュータの協調作業を可能とするデジタルセマンテック製品モデルとそのコミュニケーションシステムに関する研究開発が必要とされている。この様な背景の下で、以下のサブテーマに関して本年度実施した具体的なテーマと進捗状況を以下に示す。 研究課題1 形状特徴認識プロセスモデルに関する研究 1-1 3軸フライス加工フィーチャモデルの開発:EXPRESS処理系によるモデル表現が終了した。 1-2 5軸フライス加工フィーチャモデルの開発:表現すべき情報の相互関係構築が終了した。 研究課題2 次世代CNC加工プロセスモデルに関する研究 2-1 次世代CNC加工プロセスモデルの開発:プロセスの行うべきアルゴリズムの基本的な考え方の確定が終了。 2-2 既存のNCデータからCNC加工モデルデータへの変換システム開発:基礎的な開発が終了。 研究課題3 製品データの品質検証モデルに関する研究 3-1 幾何形状表現データの形状品質検証モデルの開発:形状品質検査アルゴリズム開発方法論が確定。 3-2 幾何形状表示データの開発:基礎的な開発が終了。
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Research Products
(22 results)