2004 Fiscal Year Annual Research Report
20世紀台湾の言語・文学・演劇映画に関する総合的研究
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14201051
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| Research Institution | The University of Tokyo |
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Principal Investigator |
戸倉 英美 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (10207566)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤井 省三 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (70156818)
木村 英樹 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (20153207)
大木 康 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (70185213)
大西 克也 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助教授 (10272452)
とう 捷 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助手 (50361556)
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| Keywords | 台湾文学 / 台湾映画 / 台湾語 / 台湾演劇 / ポスト・コロニアリズム / 植民地文学 / 李昴 / 上野千鶴子 |
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| Research Abstract |
資料収集のほか以下の研究活動を行った。
(1)東京台湾文学研究会と協力して研究会を東大中文研究室にて5回開催した。
(2)9月28日〜10月1日に東大山上会館において台湾・中央研究院文哲研究所との共催で「ワークショップ20世紀台湾文化総合研究」を開催し、台湾・香港・欧米から13名、日本国内から約10名の台湾文化研究者を招聘した。主な報告は以下の通り。柯慶明(台湾大)「台湾「現代主義」小説序論」、陳芳明(政治大)「台灣文壇向左轉」、とう捷(東大)「他者的凝視」、和泉司(慶應大院生)「作爲文本的周金波<志願兵>」、張文薫(東大院生)「《福爾摩沙》再定位」、曾永義(台湾大)『台灣歌仔戲之過去、現在與未來」、王〓玲(中研院)「藝術品味與文化風尚」、Faye Kleeman(アメリカ・コロラド大)「來自寶島的明信片」、黄淑嫺(香港・嶺南大)「重讀劉吶鴎的電影觀」、林〓儀(中研院)「臺灣詞學研究之回顧與展望」、廖肇亨(中研院)「臺靜農先生的明清文化史觀」、陳万益(清華大)「楊逵小説創作的起死>為點」、李郁〓(立命館大)「日本語文學與夏目漱石《心》」、三澤真美恵(早稲田大)「『サヨンの鐘』と台湾山地における映画統制」。10月1日に東大文学部1大教室において中研院文哲所長で詩人の楊牧氏講演会「時が私たちを忘れた浜辺」を開催した。
(3)大西克也は11月より2カ月、木村英樹は8月と12月とに、共に中研院で言語学に関する調査を行った。藤井省三は7月台北・中研院開催「台湾文学と世界文学の関わり」、10月東京・三省堂本店主催の「トークショー:性と政治をめぐる実験小説--『自伝の小説』を語る」で李昂と上野千鶴子との対話の司会を務め、11月ソウル・韓国外国語大中国研究所主催「東アジア文化における台湾・香港文化と韓国」、12月ソウル・韓国中国現代文学学会主催「審視中國電影的角度」の国際シンポに招聘され「日本關於台灣文學翻譯出版之歴史變遷」「中國、香港、台灣與村上春樹」「台湾電影中的精神創傷」を報告した。
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