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2005 Fiscal Year Annual Research Report

体幹深部筋力強化トレーニングマシンシステムの開発・応用

Research Project

Project/Area Number 14208003
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

小林 寛道  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (60023628)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松垣 紀子  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助手 (00257081)
Keywordsトレーニング / 体幹深部筋 / トレーニングマシン
Research Abstract

本研究では、人間の動きの構造に自然なかたちである多軸性複合関節関与型の「体幹深部筋力強化トレーニングマシン」を開発し、幅広い年齢層の人々やスポーツ選手にとって有効な体幹深部筋を強化する方法を開拓することを目的とした。平成17年度には「低体力者用歩行能力改善トレーニングマシン」、「球底型体幹深部筋トレーニングマシン」、『回転円盤式体幹深部筋トレーニングマシン」の3機種を開発した。
「低体力者用歩行能力改善トレーニングマシン」はスプリントトレーニングマシンの導入型のマシンで、体幹深部筋の働きを強め、低体力者が歩幅を拡大した歩行動作ができるようにトレーニングするものである。『球底型体幹深部筋トレーニングマシン」は、半径110cmの球底状の構造を持った装置で、前後または左右に両脚を広く開いた開脚姿勢をとり、足裏部で球底状の床を押し付ける力を加えて体重を支える。開脚姿勢を保って様々な方向に体幹部を動かしたり、支持棒につかまって体重を支えたり脚部を自由に動かすことによって体幹深部筋の強化をはかるものである。「回転円盤式体幹深部筋トレーニングマシン」はスケートのコーナリング動作と類似な動作によって体幹部を大きく捻り、足部で円盤を回転させる構造となっている。円盤の直径は160cmと大きく、回転動作によって脚部、腰部、腹部、背面部、腕部、が総合的に関与しながら体幹深部筋を鍛えることができる。
「低体力者用歩行能力改善トレーニングマシン」を用いた5ヶ月間のトレーニング実験では、歩行が困難な人や80歳の高齢者の歩行能力に著しい効果が検証された。「球底型体幹深部筋トレーニングマシン」は股関節の柔軟性を著しく向上させ、若者では開脚姿勢での踏ん張り力を向上させ、中高齢者では失禁予防に効果がある様子が観察された。「回転円盤式体幹深部筋トレーニングマシン」はスポーツに必要な体幹部の捻り動作による力発揮能力を高め、大腿部および臀部の筋群を強化することにも効果がみられた。

  • Research Products

    (1 results)

All 2005

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 運動神経のトレーニング〜QOMの向上を目指して〜2005

    • Author(s)
      小林 寛道
    • Journal Title

      体育の科学 55・6

      Pages: 428-433

    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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