2003 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
14255012
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Research Institution | 東京水産大学 |
Principal Investigator |
石丸 隆 東京海洋大学, 海洋科学部, 教授 (90114371)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
神田 穣太 東京海洋大学, 海洋科学部, 助教授 (60202032)
長島 秀樹 東京海洋大学, 海洋科学部, 教授 (10087570)
山口 征矢 東京海洋大学, 海洋科学部, 教授 (70114220)
平譯 亨 国立極地研究所, 助手 (70311165)
北出 裕次郎 東京海洋大学, 海洋科学部, 助手 (50281001)
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Keywords | 南大洋 / インド洋セクター / 海洋生態系 / 海洋構造 / 基礎生産 / プランクトン / 鉄 |
Research Abstract |
平成15年度は、前年度に東京水産大学練習船「海鷹丸」によって実施した,南大洋インド洋セクターにおける航海で観測したデータの処理と採集試料の整理、論文作成等を各担当者が行なうとともに、16年度の航海に向けての観測機器の整備等に努めた。 平成15年5月15日に航海報告会を東京水産大学で開催した。また、成果発表と次年度航海に向けての計画のための会議を11月12日に東京水産大学で開催した。オーストラリア南極局のGraham Hosie博士を平成15年11月20日〜12月9日の間招聘し東京水産大学および国立極地研究所において、昨年度の航海時に採集した動物プランクトンに関する研究と論文作成を共同で行い、また次年度の航海のための打ち合わせを行った。12月4,5日に極地研究所講堂にて開催された第26回極域生物シンポジウムで、「2003年夏季南極海インド洋-オーストラリア区における溶存鉄濃度の分布特性、武田重信、石丸隆、渡辺茂樹」,「The optical characteristic in the Antarctic Ocean, Kishino, M, T.Hirawake, Y.Yamaguchi, T.Ishimaru, F.Hashihama and Y.Itoh」の発表を行った。また「海鷹丸」の遠洋航海に神田(11月20日〜28日、2月13日〜26日)、茂木、土屋(12月8日〜28日)が乗船し、次年度の南極海航海で用いる予定の高感度栄養塩測定装置、中深層生物採集用カイトトロールのテストなどを行なった。平成16年2月27日には国立極地研究所の生物医学専門委員会で次年度の計画について石丸が報告し、次期航海を極地研究所との共同研究として行うことについて委員会の了承を得るなどの準備を進めた。
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Research Products
(1 results)