2002 Fiscal Year Annual Research Report

「基準」の多様性に伴うヒューマン・ファラシーの諸相

Research Project

Project/Area Number	14310045
Research Category	Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
Research Institution	Ritsumeikan University
Principal Investigator	松田隆夫立命館大学, 人文科学研究所, 教授 (00035312)
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha)	星野祐司立命館大学, 文学部, 教授 (20202301) 八木保樹立命館大学, 文学部, 教授 (20210221) 吉田甫立命館大学, 文学部, 教授 (80094085) 北岡明佳立命館大学, 文学部, 助教授 (70234234) 服部雅史立命館大学, 文学部, 助教授 (50301643)
Keywords	「基準」の多様性 / ヒューマン・ファラシー
Research Abstract	初年度の研究にあたり,研究担当者全員による研究協議を定期的に6回開催し,各研究者が過去に個別に行ってきた研究の成果を,本研究課題のキイとなる「基準」および「ヒューマン・ファラシー」の概念のもとで改めて整理しつつ,各担当領域における関連研究を精査した結果や,新たに構想された実験計画の素案について意見交換や討論を重ね,研究の枠組みとなる共通目標を確認しあった。この共通理解に基づき,各研究担当者がサブテーマごとの実証的研究に取り組むこととなった。これと並行して,各研究担当者が2003年度以降に本格的に実施する研究計画の精緻化に努め,実験・調査等の実施に必要な研究環境の整備を開始した。すでに幾つかの研究計画は実証的研究の段階に入り,入手したデータの一部について論文の公刊を終えたものもある。また,研究内容の領域に応じ,各研究担当者は研究成果をそれぞれの所属学会の年次大会等で適時発表を行ってきており,追って論文として公刊される見通しである。さらに,研究担当者が本年度以前に実施してきた実証的研究の成果も,本研究課題に直接関連する内容の論文として多数公刊された。なお,今年度開催の研究協議において,本研究課題に即した担当領域別の展望論文(研究ノート)の草稿を執筆することが申し合わされたので,今後,草稿の合評を経た上で順次公刊していく予定である。

Research Products

(11 results)

All Other

All Publications (11 results)

[Publications] 松田隆夫: "2次元画像上の人物に対する距離の知覚"立命館人間科学研究. 第3号. 47-54 (2002)
[Publications] 松田隆夫, 竹澤智美: "画像上の人物に対する絶対距離と相対距離の知覚"立命館人間科学研究. 第4号. 9-18 (2002)
[Publications] 大中悠起子, 竹澤智美, 松田隆夫: "写真の長短比と大きさが写真の印象評定に与える影響"立命館人間科学研究. 第5号. 171-185 (2003)
[Publications] 吉田甫: "関係推理と量的推理:割合概念の場合"立命館人間科学研究. 第4号. 1-8 (2002)
[Publications] Hattori, Masashi: "A quantitative model of optimal data selection in Wason's selection task"The Quarterly Journal of Experimental Psychology : Human Experimental Psychology. Vol.55A. 1241-1272 (2002)
[Publications] 服部雅史: "条件文推論における方向性"立命館人間科学研究. 第3号. 1-13 (2002)
[Publications] 服部雅史: "論理的推論への確率論的アプローチ"日本認知科学会「学習と対話」研究分科会資料. Vol.2002(1). 16-26 (2002)
[Publications] 服部雅史, 中島功滋, 中川正宣: "規則帰納における方向性"日本認知科学会テクニカルレポート. No.43. 1-11 (2002)
[Publications] 星野祐司: "再認記憶におけるファン効果の概念依存性:干渉とメンタルモデル"立命館人間科学研究. 第5号. 155-169 (2003)
[Publications] 吉田甫: "子どもの目線で考える"東京:新曜社. 246 (2002)
[Publications] 北岡明佳: "トリック・アイズ"東京:株式会社カンゼン. 63 (2002)

2002 Fiscal Year Annual Research Report

「基準」の多様性に伴うヒューマン・ファラシーの諸相

Principal Investigator

松田 隆夫 立命館大学, 人文科学研究所, 教授 (00035312)

Research Products

[Publications] 松田 隆夫: "2次元画像上の人物に対する距離の知覚"立命館人間科学研究. 第3号. 47-54 (2002)

[Publications] 松田 隆夫, 竹澤 智美: "画像上の人物に対する絶対距離と相対距離の知覚"立命館人間科学研究. 第4号. 9-18 (2002)

[Publications] 大中悠起子, 竹澤智美, 松田隆夫: "写真の長短比と大きさが写真の印象評定に与える影響"立命館人間科学研究. 第5号. 171-185 (2003)

[Publications] 吉田 甫: "関係推理と量的推理:割合概念の場合"立命館人間科学研究. 第4号. 1-8 (2002)

[Publications] Hattori, Masashi: "A quantitative model of optimal data selection in Wason's selection task"The Quarterly Journal of Experimental Psychology : Human Experimental Psychology. Vol.55A. 1241-1272 (2002)

[Publications] 服部 雅史: "条件文推論における方向性"立命館人間科学研究. 第3号. 1-13 (2002)

[Publications] 服部 雅史: "論理的推論への確率論的アプローチ"日本認知科学会「学習と対話」研究分科会資料. Vol.2002(1). 16-26 (2002)

[Publications] 服部雅史, 中島功滋, 中川正宣: "規則帰納における方向性"日本認知科学会テクニカルレポート. No.43. 1-11 (2002)

[Publications] 星野 祐司: "再認記憶におけるファン効果の概念依存性:干渉とメンタルモデル"立命館人間科学研究. 第5号. 155-169 (2003)

[Publications] 吉田 甫: "子どもの目線で考える"東京:新曜社. 246 (2002)

[Publications] 北岡 明佳: "トリック・アイズ"東京:株式会社カンゼン. 63 (2002)

松田隆夫立命館大学, 人文科学研究所, 教授 (00035312)

[Publications] 松田隆夫: "2次元画像上の人物に対する距離の知覚"立命館人間科学研究. 第3号. 47-54 (2002)

[Publications] 松田隆夫, 竹澤智美: "画像上の人物に対する絶対距離と相対距離の知覚"立命館人間科学研究. 第4号. 9-18 (2002)

[Publications] 吉田甫: "関係推理と量的推理:割合概念の場合"立命館人間科学研究. 第4号. 1-8 (2002)

[Publications] 服部雅史: "条件文推論における方向性"立命館人間科学研究. 第3号. 1-13 (2002)

[Publications] 服部雅史: "論理的推論への確率論的アプローチ"日本認知科学会「学習と対話」研究分科会資料. Vol.2002(1). 16-26 (2002)

[Publications] 星野祐司: "再認記憶におけるファン効果の概念依存性:干渉とメンタルモデル"立命館人間科学研究. 第5号. 155-169 (2003)

[Publications] 吉田甫: "子どもの目線で考える"東京:新曜社. 246 (2002)

[Publications] 北岡明佳: "トリック・アイズ"東京:株式会社カンゼン. 63 (2002)