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2002 Fiscal Year Annual Research Report

予防的カウンセリングとしての総合的心理教育

Research Project

Project/Area Number 14310052
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

亀口 憲治  東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (10091240)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 長谷川 恵美子  東京大学, 大学院・教育学研究科, 助手 (00334251)
Keywords学校カウンセリング / 総合的心理教育 / ピアカウンセリング / アサーショントレーニング / スクールカウンセラー / 予防カウンセリング / グループワーク
Research Abstract

本年度は、13年度のカリキュラムに加え、各授業ごとにグループワークのセッションを取り入れるという授業方法をとった。各授業とも基本的には、(1)セッション担当の講師による教示、(2)個人作業、(3)2〜3名の小グループ作り、(4)小グループでの協働作業、(5)より大きいグループでの協働作業、(6)全体での話し合い、の6つの過程を経て学習を進めた。
受講生徒を対象とした3種類のアンケート調査の実施
各セッションの後に生徒に簡単なアンケートを行った。アンケートは授業時間に影響しないよう簡易性を重視した。調査は(1)授業全体の理解度、(2)授業自体の面白みの程度、(3)テーマの理解度、(4)テーマの面白みの程度、(5)授業の有用性の程度、の5項目についてそれぞれ5段階尺度で評価したうえで、最後にこの授業の「総合評価」として授業全体を100点満点で採点し、その理由を記述する形式のものである。またこの授業が生徒にとってどのような授業であったのかを把握するため、前期終了時に「授業に対する生徒の印象」を自由記述のアンケートで尋ねた。具体的には、(1)「これまでの授業の中から最も印象に残ったものを3つ取り上げる」、(2)「この授業を後輩に紹介する時にどのように紹介するのか」の2点について記述を求めた。さらに自由記述のアンケートと同じ前期終了時に、この授業は生徒のスキルアップにつながったのか否かを把握するため、1年前、現在の2つの時点において、アンケート調査を行った。調査項目は、(1)目標設定、(2)自己認識、(3)友人とのコミュニケーション、(4)家族とのコミュニケーション、(5)アサーション、(6)傾聴・共感、の6項目について、生徒自身がどれぐらいのレベルであると感じているのかを、さらに「この授業への意欲」と、「将来への不安の程度」の2項目を追加した、合計8項目であり、それぞれ5段階評価で回答させた。アンケート調査の結果を、(1)授業に対する生徒の印象と総合評価、(2)1年前と現在とを比較した生徒の主観的な変化、(3)生徒によるグループワークの評価、(4)授業開始時の生徒への対応の工夫、といった観点から考察した

  • Research Products

    (1 results)

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All Publications (1 results)

  • [Publications] 亀口, 高橋, 長谷川, 角田: "総合的心理教育の実践過程"東京大学大学院教育学研究科紀要. 42. 471-495 (2003)

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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