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2002 Fiscal Year Annual Research Report

東アジアにおける水田形成および水稲文化の研究(日本を中心として)

Research Project

Project/Area Number 14310164
Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

海老澤 衷  早稲田大学, 文学部, 教授 (60194015)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 岡内 三眞  早稲田大学, 文学部, 教授 (90093210)
堀口 健治  早稲田大学, 政治経済学部, 教授 (80041705)
中島 峰広  早稲田大学, 教育学部, 教授 (00063587)
和田 修  早稲田大学, 文学部, 助教授 (20240541)
西村 正雄  早稲田大学, 文学部, 教授 (30298103)
Keywords水稲文化研究所 / 対馬 / 棚田 / バリ島 / 東アジアの水田
Research Abstract

東アジアの歴史において水田および水稲文化の形成は、きわめて大きな意味を有する。この研究では、まず日本の全体的状況を明らかにするため、東京大学史料編纂所および東大寺図書館などにおいて広く資料調査をすすめた。そのうえで、西太平洋上の島嶼における比較研究を進め、問題を明らかにする方法を採った。その際、取り上げたのが日本の対馬とインドネシア・バリ島である。大河川の存在しない山がちの地勢に、村落共同体と灌漑システムが残り、水稲をめぐる宗教行事を今に伝えている両者を比較検討することによって水田および水稲文化の形成に関わる諸問題を解明する。具体的には、対馬の南端に位置する豆酘(つつ)における赤米神田とそれをめぐる神事を調査し、長崎県立対馬歴史民俗資料館に大量に存在する近世史料をデジタル化した。また、対馬に特徴的に残る盆踊りや豆酘の頭受け神事、サンゾーロー祭りなどを調査し、記録した。2002年11月2日にはシンポジウム「対馬の歴史と民俗」を開催し、前近代における対馬の状況をあきらかにすることができた。バリ島については、3月にゼネラルサベーイを実施し、2003年度に本格的な調査を行う予定である。以上の研究を踏まえて秋には総合的なシンポジウムを実施したい。

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Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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