2003 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
14340022
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Research Institution | Ochanomizu University |
Principal Investigator |
中居 功 お茶の水女子大学, 理学部, 教授 (90207704)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
諏訪 立雄 北海道大学, 大学院・理学研究科, 教授 (40109418)
佐藤 肇 名古屋大学, 大学院・多元数理科学研究科, 教授 (30011612)
伊藤 敏和 龍谷大学, 経済学部, 教授 (60110178)
足助 太郎 京都大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (30294515)
大沢 健夫 名古屋大学, 大学院・多元数理科学研究科, 教授 (30115802)
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Keywords | WEB幾何学 / 複素力学 / Chern接続 / Horomorphic diffeomorphism / Relation / 一階微分方程式 / 葉層 / Campbell-Hansdorff |
Research Abstract |
複素数平面Cの原点を固定した同形写像の合成写像のティラー展開を、合成の語(ワード)をあらわす曲線の上の反復積分により表す公式を発見した。これにより同形写像のなす群の中の様々な形式的関係式を具体的に与えることができるようになった。またこれは、この群の関係式の分類問題の糸口となる。この研究結果は、16年1月の京都大学COEプログラム複素力学系研究集会において発表された。また同集会の開催組織に加わり、参加者Mozo教授の招聘をうけもち、同教授、分担者真島教授を含む5名により漸近解析に関する研究連絡をした。4月に、フランスCIRM研究所においてWEB幾何学と微分方程式の研究集会を開催、各国の専門家を多数招待し、日本よりの代表者、分担者1名を含めた計5名の参加者とにより、情報収集、研究連絡を行った。この日本の参加者のうち4名の旅費を援助した。5月にGoldberg教授を招聘し、WEB幾何学と経済学についての情報を得た。8月にリオデジャネイロの複素力学系の研究集会において微分方程式の分類結果について研究発表した。また研究協力者Lins Neto教授とWEB構造について研究連絡した。9月に、龍谷大学での葉層幾何構造会議開催組織に加わり、研究発表した。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] T.Ohsawa: "On the extension of L^2 holomorphic functions VI"Contemp.Math. 332. 235-239 (2003)
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[Publications] T.Ohsawa, et al.: "Behavior of the Bergman Kernel at infinity"Math, Zait.. (未定). (2004)
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[Publications] T.Asuke: "On the real secondary classes of transversely holomorphic foliations II"Tohoku Math.J.. 55. 361-274 (2003)
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[Publications] T.Asuke: "Localization and Residne of the Both class"Topolosy. 43. 289-317 (2004)
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[Publications] T.Suwa: "Residnes of Chern classes"J.Math.Soc.Japan. 55. 269-287 (2003)
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[Publications] T.Suwa: "Characteristic classes of singnlar varieties"Sugaku Expositions, AMS. 16. 153-175 (2003)