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2003 Fiscal Year Annual Research Report

破骨細胞における新規核内アポトーシス制御因子DRAK1の機能に関する研究

Research Project

Project/Area Number 14370477
Research InstitutionNational Institute of Advanced Industrial Science and Technology

Principal Investigator

植村 寿公  独立行政法人産業技術総合研究所, 年齢軸生命工学研究センター, 主任研究員 (60176641)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) LIU Binbin  独立行政法人産業技術総合研究所, 年齢軸生命工学研究センター, 客員研究員
Keywords破骨細胞 / アポトーシス / カイネース / カスパーゼ
Research Abstract

骨は絶えず破骨細胞の溶骨作用により溶かされ、骨芽細胞の造骨作用により骨マトリックスが形成される、生きた組織である。DRAK1は提案者たちが破骨細胞からクローニングに成功したカイネースである。本研究課題では平成14年度に行った研究成果をベースとして破骨細胞のアポトーシスにおげるDRAK1の関わるシグナル伝達機構を明らかにする。
破骨細胞のアポトーシスを誘導する因子として、ビスフォスフォネートが知られている。その中で代表的なクロドロネート、エチドロネート添加によるアポトーシス誘導実験系において、破骨細胞のアポトーシスにおけるDRAK1と他のアポトーシス関連因子(caspase3,bcl-2,bax)との関連を調べることにより、DRAK1の関わるアポトーシスシグナル伝達機構を調べた。
具体的には、クロドロネート添加によりアポトーシスが誘導される時間経過の中で、定量的RT-PCR法によるDRAK1発現解析、caspase3活性、bax,bcl-2のmRNA発現のタイムコースを解析した。また、カスペース阻害剤添加による効果も調べた。その結果、DRAK1はクロドロネートにより誘導される破骨細胞のアポトーシスに強く関わっていること。DRAK1はカスペース3の下流に存在すること、baxがかかわっていること、などが明らかになった。今後は、より詳細なシグナル伝達機構を調べ、破骨細胞のアポトーシスにおけるDRAK1の機能に関して明らかにしていく予定である。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] T.Uemura, H.Kojima, B.Liu, A.Nemoto, K.Kobatake, Y-K.Liu: "EXPRESSION OF NOVEL KINASE RDRAK1 IN OSTEOCLASTS AND ITS ROLE IN CLODRONATE INDUCED APOPTOSIS OF OSTEOCLASTS"Calcified Tissue International. 72,4. 334 (2003)

  • [Publications] T.Uemura, K.Kobatake, H.Kojima, B.Liu, A.Nemoto, Y-K.Liu: "Role of Novel Kinase rDRAK1 in Osteoclast Apoptosis Induced by Clodronate"Molecular Biology of the Cell. 14, supplement. 24 (2003)

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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