2003 Fiscal Year Annual Research Report
高大連携のための実技系環境教育プログラムの開発とその実践的利用-人間としての自覚に基づく科学リテラシー育成-
Project/Area Number |
14380062
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Research Institution | Kanazawa Institute of Technology |
Principal Investigator |
松石 正克 金沢工業大学, 工学部, 教授 (60329373)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
直江 伸至 金沢工業高等専門学校, 電気情報工学科, 助教授 (00249781)
古川 哲郎 金沢工業大学, 工学部, 講師 (40343644)
竹俣 一也 金沢工業大学, 工学部, 助教授 (50167491)
南出 章幸 金沢工業高等専門学校, 電気情報工学科, 講師 (20259849)
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Keywords | 気温・湿度観測 / 大気観測 / 環境教育 |
Research Abstract |
本研究は高大連携教育の中で利用可能な実技系環境教育プログラムを開発することを目的とする。生徒が自作した測定装置で環境計測をしたり、市販の計測機器を用いて測定する。その測定を通して持続可能な社会を実現するモノ作りの設計思想・環境問題への配慮・国民の責務などを学習する教育プログラムを検討し、初等・中等教育を対象に教育実践する。 本年度は以下の通り実践した。 1)気温・湿度の金沢市内同期観測の教育プログラムの検討、 金沢市内中心部に33カ所に気温・湿度データロガーを設置し、夏季の地方都市のヒートアイランド現象の状況を調査した。体感しているものを具体的な数値で表すことの重要性を、学習者の興味を持続しながら学習する教育プログラムを検討した。 2)上記の結果をCDに納め、初等・中等教育で活用可能な形式に変換し、配布用資料としてまとめた。また、人工衛星から得られた画像と上記観測結果を用いて、初等教育の場において出張講義を行った。 3)大気観測の教育プログラムの検討 大気エアロゾルの光学的厚さの日々の変化をスカイラジオメータを用いて観測した。地球温暖化解明の科学的調査の意義を実際の観測データを用いて理解する教育プログラムを検討した。また、その教育プログラムへの衛星リモートセンシングデータへの活用も併せて検討した。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] 松石正克, 竹俣一也, 谷正史, 北村徹: "高校生に工学の導入教育として実施したバルサブリッジの設計と製作"工学教育. 52.1. 55-59 (2004)
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[Publications] Takemata, K., Fukui, H., Kawata, Y.: "Atmospheric Correction of NOAA/AVHRR Data by Using the channel Correlation Method"Proceeding of the ISPRS WG VII/4 Symposium Remote Sensing of Urban Areas. XXXIV・7. 268-269 (2003)