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2003 Fiscal Year Annual Research Report

他者の視点の内化を促す対話的プレゼンテーション教育手法の確立

Research Project

Project/Area Number 14380070
Research InstitutionIbaraki University

Principal Investigator

鈴木 栄幸  茨城大学, 人文学部, 助教授 (20323199)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 葛岡 英明  筑波大学, 機能工学系, 助教授 (10241796)
稲垣 成哲  神戸大学, 発達科学部, 助教授 (70176387)
加藤 浩  メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (80332146)
吉野 志保  早稲田大学, 人間科学部, 助手 (00308553)
Keywordsプレゼンテーション / 情報教育 / 対話 / 多声性 / CSCL
Research Abstract

本研究は、高等教育におけるプレゼンテーション教育の改善を目標とし、プレゼンテーション教育手法の確立とそれに基づくカリキュラムの提案を目指す.今年度は、以下の活動をおこなった。
1.プレゼンテーション教育手法のデザイン・検証
「他者の視点の内化」を促進するようなプレゼンテーション教育カリキュラムを、代表者・分担者が埼玉大学,茨城大学においておこなう情報教育授業において実施した。実験的実践をとおして、他者の視点の内化を促すための手法として、様々な立場の人間になりきって互いのプレゼンテーションのコメントしあう「多声相互コメント」が効果的あることが、統計的にもあきらかになった。また、この実験をとおして、紙のワークシートを用いた授業の限界も明らかになった。この知見は、プレゼンテーション教育支援システムの設計にフィードバックした。
2.プレゼンテーション教育システムの仕様決定
上記の実験・調査によって得られた知見に基づき、プレゼンテーション教育を支援するためのシステム要件を明確化し、基本部分の設計をおこない、基本部分のプロトタイプを作成した。このプロトタイプは、プレゼンテーションの作成(一般的に個人的に行われる活動である)の過程を、学習者全員からリアルタイムでモニターできるような文書共有の仕組みを実現したもので、互いのプレゼンテーションをみあうことに加え、自由にコメント(アノテーション)を貼り付け、そのコメントに回答することを可能とする。

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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