2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
14380116
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
KAISER Stefan 筑波大学, 大学院・入文社会科学研究科, 教授 (20260466)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加納 千恵子 筑波大学, 大学院・入文社会科学研究科, 教授 (90204594)
衣川 隆生 筑波大学, 大学院・入文社会科学研究科, 助教授 (30282289)
小野 正樹 筑波大学, 大学院入文社会科学研究科, 講師 (10302340)
坂谷内 勝 国立教育政策研究所, 研究企画開発部, 総括研究官 (70187053)
大曾 美恵子 姫路独協大学, 外国語学部・日本語学科, 教授 (30262918)
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Keywords | オンライン / 日本語学習辞典 / 著作権フリー / 見出し項目 / インターネット / 用例・作例の選定 / 英訳・ローマ字表記 |
Research Abstract |
本研究は、昨年度に引き続き用例の選定、作例の作成、用例・作例の英訳およびローマ字化とその入力の作業を中心に進めた。具体的には、以下のように作業を行った。 用例の選定 インターネット検索をとおして候補となる用例を見出し項目ごとに収集し、難易度・用例の適切性・コンテキスト依存度・英訳に十分に耐えうるかなどの観点から絞り込みを行った。 作例の作成 研究分担者を中心に作例を分担で作ってもらった上で、その中から用例の選定と同等の基準で適切な作例を選定した。 用例・作例の英訳 短期雇用者(応用言語学専攻の大学後期課程の院生)により英訳の作業をすすめたが、最終チェックは研究代表者を中心に行った。また、翻訳の段階でそのままでコンテキストなしで英訳で十分に理解できない用例については修正・代替などにより編集を行った。 ローマ字化 ローマ字化については当初コンピュータソフトによる自動ローマ字化も考えたが、個別な事後修正等が必要だということでかえって手間がかかってしまい、短期雇用者による手作業に切り替えてすすめた。 達成できた程度と今後の課題 全体として作業が当初の計画通りにはすすまず、国立国語研究所の『分類語意表』において星印のついている7,000語をカバーすることを予定していたが、今回の達成は難しいということで、国立国語研究所の『日本語教育のための基本語彙調査』のなかで星印が伏せられている語彙に設定しなおすことにした。しかし、それでもすべてを終えることはできなかったため、今後も数ヶ月の間研究代表者の個人研究費を利用して完成させた上でプロトタイプをホームページで公開できることを目指す。
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Research Products
(2 results)