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2003 Fiscal Year Annual Research Report

ドイツと日本における人々の自然観・林業観の形成過程に関する比較研究

Research Project

Project/Area Number 14401037
Research InstitutionIwate University

Principal Investigator

比屋根 哲  岩手大学, 農学部, 助教授 (90218743)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 寺下 太郎  愛媛大学, 農学部, 助教授 (90314971)
鶴見 武道  愛媛大学, 農学部, 助教授 (50325362)
神沼 公三郎  北海道大学, 北方圏フィールド科学センター, 教授 (00125303)
大石 康彦  森林総合研究所, 東北支所(環境教育機能評価部), チーム長
Keywordsドイツ / フライブルク / アンケート調査 / 小学校 / ベルリン / 大都市 / 森林
Research Abstract

今年度は、ドイツで実施するアンケート調査票の作成を現地(フライブルク市)と打ち合わせながら実施するとともに、新たな調査対象地を探索するためベルリン市を訪問し、市の状況を把握し、またベルリン自由大学で資料の収集を行った。
フライブルク市では、市内の小学校を訪れ、アンケート調査票の内容について校長先生等からコメントをもらいながら修正作業を行った。その結果、たとえば森林、公園、緑地という概念が、ドイツ人と日本人でイメージするところが微妙に異なるなど、質問項目や選択しにおいて配慮すべき点が予想以上に存在することがわかった。また、調査の実施方法についても市の教育委員会を通して行うこととしたが、予想に反して許可がもらえない学校(ギムナジウム等)があり、調査方法の一部見直しが必要なことがわかるとともに、新たな中規模都市を調査地として探索する必要が生じた。こうした状況を踏まえてドイツ訪問後、Eメール等を通じて研究代表者、分担者間でアンケート調査票の修正作業を完遂させ、現地協力者を通して、フライブルク市で学校アンケートを実施している。また、アンケート調査票の邦訳作業も開始した。
ベルリン市の調査では、ベルリン自由大学の教員および邦人留学生等から市民の状況について聞き取り調査を行い、同市には多くの民族が在住し、宗教も多様であることから、大都市における自然観や林業観に関する市民意識の把握を目的とする調査には適していないことがわかった。ベルリン自由大学の教員から大都市の調査地としてフランクフルト市の推薦を受け、現在、同市での調査について検討中である。

  • Research Products

    (4 results)

All Other

All Publications (4 results)

  • [Publications] 大石 康彦: "森林観・林業観を評定する尺度の検討"日本林学会大会講演集. 第115回. 387 (2004)

  • [Publications] 寺下 太郎: "持続可能な開発のための教育と森林教育"日本林学会大会講演集. 第115回. 395 (2004)

  • [Publications] 比屋根 哲: "市民参加の森づくり計画のための森林教育"日本林学会大会講演集. 第115回. 393 (2004)

  • [Publications] 木平 勇吉 編: "森林計画学"朝倉書店. 222 (2003)

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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