2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
14404021
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
村本 健一郎 金沢大学, 自然科学研究科, 教授 (70042835)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤田 政之 金沢大学, 自然科学研究科, 教授 (90181370)
御影 雅章 金沢大学, 自然科学研究科, 教授 (50115193)
鎌田 直人 金沢大学, 自然科学研究科, 助教授 (90303255)
川西 琢也 金沢大学, 自然科学研究科, 助教授 (80234087)
久保 守 金沢大学, 自然科学研究科, 助手 (90249772)
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Keywords | 東アジア地域 / 人工衛星データ / 森林 / 現地調査 / 国際研究者交流 / 中国:韓国 |
Research Abstract |
地球温暖化問題の解決のために、森林の二酸化炭素の吸収や固定源としての役割は重要であるが、森林の定盤的評価法はまだ確立されていない。また、東アジアでは人為的活動や環境変化などの理由により森林が年々減少していると言われているが、その定量的な解析は十分に行われていない。そこで、平成16年度は 1.衛星画像および航空写真による森林の定量的評価法の開発 2.東アジアの特定地域の現地植生調査と共同研究者との討論 を行った。 1.衛星画像および航空写真による森林の定量的評価法の開発 高分解能衛星IKONOSによる地上分解能1メートルの森林画像データを使い、密集した樹冠の形状抽出と樹冠ごとの樹種判別を行う画像処理手法を開発した。 ナラ枯れ発生地域の複数時期の航空写真と地理情報を使い、時間的空間的にナラ枯れの推移を解析した。 2.東アジアの現地植生調査と研究打合せ 中国の東北から東部の地域においてモンゴリナラの現地調査を行い、ナラ枯れのリスクアセスメントを行うための基礎資料を収集した。 東アジア生態学国際会議(EAFES、2004年10月韓国木甫)において「植生変化のモニタリングのためのリモートセンシング利用」に関するセッションのオーガナイズと研究発表を行った.また、韓国および中国の共同研究者と各国の森林の現状とリモートセンシング技術について討論し、今後の研究協力について打合せを行った.
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Research Products
(3 results)