2003 Fiscal Year Annual Research Report
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14520115
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Research Institution | Meijo University |
Principal Investigator |
稲葉 千晴 名城大学, 都市情報学部, 助教授 (20223232)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加納 格 法政大学, 文学部, 教授 (80204593)
松村 正義 帝京大学, 文学部, 名誉教授 (60219483)
土屋 好古 日本大学, 文理学部, 教授 (70202182)
稲野 強 群馬県立女子大学, 教授 (40168430)
伊藤 之雄 京都大学, 法学部, 教授 (00203183)
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Keywords | 日露戦争 / ロシア / 日本 / 中国 / 朝鮮半島 / 捕虜 |
Research Abstract |
本科研費をもって運営される日露戦争研究会では、平成15年度、9回の研究会を開催した。主要な会議は以下の通り。 第11回、2003年4月26日 発表者:飯森明子(常磐大学国際学部)「海軍中将上泉徳弥とその史料」 飯倉 章(城西国際大学人文学部)「日露戦争と欧米世輪」 第12回、5月17-18日 発表者:鈴木俊夫(東北大学経済学部)「日露戦時外債発行とロンドン・マーチャントバンク」 平沢信康(鹿屋体育大学)「日露戦争下の日本における反戦平和運動:大石誠之助と西村伊作を中心に」 第13回、6月14日 発表者:安岡昭男(法政大学名誉教授)「日露戦争と観戦武官」 松村正義(帝京大学元教授)「日露戦争時の外国人新聞記者の処遇問題」 第14回、10月19日 発表者1:川島 真(北海道大学法学部)「日露戦争中の中国外交」 発表者2:稲葉千晴(名城大学都市情報学部)「日露戦争中の日中諜報協力」 討論者:王立新(北京大学歴史学系) 第15回、10月25日 発表者:千葉 功(昭和女子大学)「日露戦争の『神話』-日露戦争とその後の日本社会-」 平岩貴比古(京都大学人間・環境学研究科M1)「日本人神父の見た名古屋俘虜収容所」 第16回、11月22日 松村正義著『日露戦争百年:新しい発見を求めて』(成文社、2003年)の合評会 第17回、12月13-14日 「日露戦争捕虜シンポジウム」(松山大学、松山:発表者10名) 第18回、2004年3月13日 発表者:橋本順光(横浜国立大学)「ジャック・ロンドンの日露戦争従軍記事について」 出版:『歴史読本』2004年4月号「特集:日露戦争百年目の真実」
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Research Products
(7 results)
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[Publications] 稲葉千晴: "日露戦争の開戦過程:日英同盟の役割"ユーラシア研究. 29号. 15-20 (2003)
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[Publications] 稲葉千晴: "水面下の諜朝戦:日露戦争中の潜水艇情報をめぐって"国際安全保障. 第31巻第3号. 39-52 (2003)
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[Publications] 稲葉千晴: "松山収容所のポーランド人捕虜問題"マツヤマの記憶:日露戦争百年とロシア兵捕虜(成文社). 62-70 (2004)
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[Publications] 稲葉千晴: "1904年、トルコ海峡をめぐる諜報戦"世界週報. 第85巻第9号. 28-31 (2004)
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[Publications] 稲葉千晴: "日露戦争前夜のウラジオストク諜報戦"世界週報. 第85巻第10号. 34-37 (2004)
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[Publications] Chiharu Inaba: "Military Cooperation under the First Anglo-Japanese Alliance 1902-05"Anglo-Japanese Alliance 1902-1922,ed.P ; P.O'Brien(London). 64-81 (2004)
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[Publications] 松村正義: "日露戦争百年:新しい発見を求めて"成文社. 254 (2003)