• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2004 Fiscal Year Annual Research Report

屋外照明の照度・色温度・輝度と空間イメージに関する実験的研究

Research Project

Project/Area Number 14550599
Research InstitutionKobe Design University

Principal Investigator

相澤 孝司  神戸芸術工科大学, 芸術工学部, 助教授 (20212342)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 曽和 具之  神戸芸術工科大学, 芸術工学部, 専任講師 (00341016)
安森 弘昌  神戸芸術工科大学, 芸術工学部, 助手 (20341018)
Keywords屋外照明 / 空間イメージ / 照度 / 輝度 / 色温度 / SD法 / 光害 / 心理的・物理的評価
Research Abstract

1-SD法によるイメージの分析
14・15年度の研究結果から、各界隈において景観の特徴を示している照明空間において、SD法を用いて被験者による心理評価の実験を行った。5カ所の調査対象界隈において総数21カ所、各実験空間において約20名の被験者で評価を行い、約400の実験データを得ることができた。このデータから、SD法による実験空間におけるプロフィールの分析を行った。プロフィールからの考察を行った結果、明らかに各界隈における特徴のあるイメージが現れており。また、同じ界隈における数カ所の実験空間のプロフィールの傾向は、それぞれの界隈の特徴と近似した傾向を示している。現在因子分析による解析を行い各実験空間における数値分析を順次行っている。
2-照度・色温度・輝度の分析
15年の研究結果から、各界隈の実験空間の照明に対して、物理量の測定を行った。水平面照度・鉛直面照度・輝度・色温度の計測データを分析し、各界隈を比較検討した。これらの研究結果からも、各界隈において特徴のある物理量の傾向が見られ、SD法によるイメージの評価と同様に物理量においても明らかな違いがあることが判明した。
3-心理量・物理量・デザインの構成要素の総合的分析・考察
以上実験の測定結果は、パーソナルコンピューターにより総合的に分析検討中である。物理的要因である、水平面照度・鉛直面照度・輝度分布・色温度の測定値が、心理的要因となるSD法のプロフィール・因子分析の評価結果に対してどのように関与しているのか考察している。また、14年度の研究結果から、照明のデザインの構成要素である照明器具形状、照明配光、光源も、同様に比較考察する。一連の研究を総合的に考察した結果、心理的要因と物理的要因を勘案した、多面的な屋外照明の評価方法を現在検討中である。

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi