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2002 Fiscal Year Annual Research Report

圃場面に落下する農薬を低減した防除機の開発

Research Project

Project/Area Number 14560210
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

鈴木 正肚  新潟大学, 農学部, 教授 (70293206)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 佐々木 豊  新潟大学, 農学部, 助手 (60313508)
中野 和弘  新潟大学, 農学部, 教授 (70188994)
Keywords農薬 / 回収 / 目的外飛散 / ドリフト / 噴霧粒子 / 野菜 / 環境 / 農業
Research Abstract

液剤の農薬を散布するときに発生する目的外飛散(ドリフト)を回収する装置の設計指針を得るための基礎試験を実施した。
条間圃場面に落下する噴霧粒子分布の詳細を把握するため、葉が三次元的に繁茂する「大豆」と地面近くに二次元的に繁茂する「大根」の形態の異なる2作物を供試し、ブームスプレヤを用いて防除作業を行った。塩化カリウム溶液を散布し、導電率変化から分布を求めた結果、散布量の約70%が条間に落下していた。この部分の噴霧粒子を主として回収することにした。また噴霧粒子の挙動解析と回収粒子径を絞るため、粒径分布を調査した。ノズルから60cm離れた噴霧の断面における分布から捕集の標的とする粒子の最小径を求めた。その結果、例えば噴霧全体の90%を回収するためには20μmの粒子が捕集可能な装置であれば良いことが明らかになった。さらに湾曲した板を格子状に配置して回収することを想定し、格子隙間を飛行する噴霧粒子の運動方程式を求め、粒子径の大小と回収の可能性の関係を求めた。

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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