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2004 Fiscal Year Annual Research Report

地域高齢者の閉じこもり予防と生活支援に関する研究

Research Project

Project/Area Number 14572213
Research InstitutionGifu University

Principal Investigator

石原 多佳子  岐阜大学, 医学部, 助教授 (00331596)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 折居 忠夫  中部学院大学, 人間福祉学部, 教授 (20045339)
野口 典子  中京大学, 社会学部, 教授 (10142647)
水野 かがみ  中部学院大学, 人間福祉学部, 助教授 (00319146)
壬生 尚美  中部学院大学, 短期学部, 助教授 (40312186)
田久 浩志  中部学院大学, 人間福祉学部, 教授 (00188129)
Keywords外出頻度 / サロン / 個別健康学習 / 閉じこもり予防 / 後期高齢者 / 山間地域
Research Abstract

1.本年度の研究背景
モデル地区の後期高齢者を主に対象としたサロンが町村合併により、新設されたデイサービス(いきがいデイサービス及び介護保険下のデイサービスの機能)に移行することになり、バスの送迎を含め地域の広範囲からの利用者を見込み、発展的に解散することとなった。
そこで、本年度はサロンの総括を行うためサロンの世話役のインタビュー及びサロン参加者にアンケート調査を実施した。
2.サロンの世話役(ボランティア高齢者)に対する面接結果
1)運営に対する責任と不安で非常にストレスが多いが、参加者から生きがいや楽しみをもらっていることに気づく過程が、世話役自身の地域と連帯感や思いやりを生み出していく過程でもある。
2)男性の参加がないことに関して、農作業ができること=健康というという価直観がベースにあること、個々に役割がないと参加しにくいこと、金・飲食等の付加価値がつくことが動機づけになる。
3)サロン内容は参加者も世話役も初心者でありなで作り上げていくにはサロン自身が成熟していなかった。回想できるもの、五感を刺激するようなものが好まれる傾向にある
4)世話役のアドバイザーが必要であり、他地域との情報交換が活性化につながる。
5)会の活動を発表できる場を作ることにより活性化、PRにつなげ地域に根付かせた活動にする。
3.サロン参加者のアンケート調査結果
1)サロン参加の動機づけは、世話役・友人などから誘われるといった、後押ししてくれる人の存在が大きい。
2)主たる継続要因は、参加することの楽しさ、健康によいtという認識である。
3)サロン会参加前後でCGCモラール得点の変化に有意差はみられなかった。
4)サロン参加によって外出する機会の増加にはつながらなかったが、他の集まりの参加意欲につながった。
4.報告書の作成
3年間の実践研究報告書の作成をした。内容は一次外出頻度に関する健康調査、個別健康学習、閉じこもり高齢者の訪問調査結果、サロン(ちょっとよらまい会)の実践報告の4部構成とした。

  • Research Products

    (1 results)

All 2004

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 外出頻度の少ない山間地域在宅高齢者支援の検討2004

    • Author(s)
      石原多佳子他
    • Journal Title

      日本地域看護学会誌 7・1

      Pages: 62-67

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2012-10-10  

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