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2003 Fiscal Year Annual Research Report

超音波法による小児の骨密度評価の開発と応用

Research Project

Project/Area Number 14580030
Research InstitutionOsaka Kyoiku University

Principal Investigator

三村 寛一  大阪教育大学, 教育学部, 教授 (90116179)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 朝井 均  大阪教育大学, 保健管理センター, 教授 (60047280)
Keywords学童 / レントゲン / 超音波骨密度測定装置CM-100 / 踵骨測定位置
Research Abstract

本研究では、学童41名の右部のレントゲン撮影を行い、超音波骨密度測定装置CM-100を用いた学童の新たな踵骨測定位置を検討した結果、以下の知見を得た。(1)年齢および足長とアキレス腱側距離および足底側距離との間に有意な正の相関関係が認められた。また、足底側距離がアキレス健側距離に比して強い相関関係が認められた(2)学童の測定を実施する場合、超音波のビームスポット径は成人用のφ20mmでは測定に不適切な部分を含むことが認められ、φ14mmを使うことが最適であることが認められた。(3)SOSの測定値の安定する領域は踵骨の中心に対して、足長18cm以下ではやや前方にあり、足長19cmではやや下方にあり、足長20cm以上ではやや下方に位置していることが認められた。(4)足長ごとの測定位置を以下に示す。(Xmm・Ymm)足長が16cmの場合は、踵骨中心より1mm前方の位置(25.0・24.0)を測定位置とする。足長が17cmの場合は、踵骨中心位置である(26.0・25.0)を測定位置とする。足長が18cmの場合は、踵骨中心より0.5mm前方の位置(27.0・26.0)を測定位置とする。足長が19cmの場合は、踵骨中心より0.5mm前方、1.5mm下方の位置(28.0・27.5)を測定位置とする。足長が20cmの場合は、踵骨中心より0.5mm前方、1.5mm下方の位置(29.0・28.5)を測定位置とする。足長が21cmの場合は・踵骨中心より2mm下方の位置(30.0・30.0)を測定位置とする。足長が22cmの場合は、踵骨中心より0.5mm後方、2mm下方の位置(30.0・31.0)を測定位置とする。足長が23cmの場合は、踵骨中心より3mm下方の位置(30.0・31.0)を測定位置とする。以上の事から小学生の足の長さにおおじた8つの測定版と、14mmの超音波ビームを用いる事が、より正確な学童用の骨密度測定装置である事が明らかになった。

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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