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2004 Fiscal Year Annual Research Report

ケースメソッドによるメディアリテラシーの評価と遠隔教育に関する総合的研究

Research Project

Project/Area Number 14580229
Research InstitutionOkinawa Prefectural College of Nursing

Principal Investigator

金城 芳秀  沖縄県立看護大学, 看護学部, 助教授 (40291140)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 岡村 純  沖縄県立看護大学, 看護学部, 助教授 (60316213)
Keywordsケースメソッド / ジレンマ / 保健師 / 質向上 / 質的研究
Research Abstract

前年度の沖縄県立宮古病院長から得た台風被災時(台風14号、2003年)の危機管理とメディアに関するインタビュー内容を確認するために、同病院看護師を対象にグループインタビューを行った。これらの聞き取り内容と、被災状況を記録した写真および台風被災後の院内シンポジウム記録等を基礎資料として、災害看護で必要な準備と対応、課題点を含むコンテンツを作成した。また、沖縄県はHIV感染者、AIDS患者が九州地区で1位(人口比)と新聞報道され、さらに15歳から25歳の女性のクラミジア感染者数が多いこともあり、この現状を危惧する保健医療関係者のニーズを受けて、コンドーム使用による性感染症の予防と有症者の受療喚起を目的に、沖縄県の若年層に対する啓発・啓蒙パンフレット、ポスターを作成した。これを県内保健所、警察署(少年補導課)および公立高校など関係機関に配布した。このパンフレットの全内容は、HIVネットワーク沖縄のホームページ上で公開され、沖縄県高校生AIDSフォーラムなどを通して周知されている。一方、昨年度に引き続き本年度も、日本公衆衛生学会自由集会、日本看護管理学会インフォメーション・エクスチェンジおよびインドシナ母子保健看護コースなどにて、ケースメソッド研修を実施し、参加者の批判的思考と問題解決能力の開発に取り組んだ(金城、2005)。また地元の新聞社が県内の小児医療の現状を特集した連載記事"小さな宝"と、小児病棟における質的研究の実施中に経験したジレンマを併せたケースメソッド教材を開発中であり、看護管理者、看護学生などを対象に最初のフィールドテストを実施した。一方、県内の保健職者と開発してきたホームページは、現役の保健師が推進する情報サイトとしての公開を準備中であり、保健看護活動の質改善による地域住民のQOLの向上という本研究の主旨が今後も継続されることになった。

  • Research Products

    (1 results)

All 2005

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] ケースメソッドを通して「家庭訪問」を批判的に考える-教材「12番目の妊娠」から学ぶ2005

    • Author(s)
      金城 芳秀
    • Journal Title

      日本公衆衛生雑誌 52

      Pages: 26-33

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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