2003 Fiscal Year Annual Research Report
国語科におけるメディア教育の開発に関わる実証的研究
Project/Area Number |
14580265
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
中村 敦雄 群馬大学, 教育学部, 助教授 (60323325)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大内 善一 茨城大学, 教育学部, 教授 (10185192)
芳野 菊子 産能大学, 経営学部, 教授 (60318996)
井上 尚美 創価大学, 教育学部, 教授 (20014748)
岩永 正史 山梨大学, 教育人間科学部, 教授 (00223412)
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Keywords | 国語科教育 / メディア教育 / カリキュラム / 授業方法論 / 学習材開発 |
Research Abstract |
国語科におけるメディア教育の開発に関わって、本年度は、次のような研究を推進した。 ・国語科メディア授業研究会の実施(2003年6月14目大手町サンケイプラザ) 当日は全国から85名にのぼる出席者があり、活発な議論が展開された。本研究会では1年目の研究成果について発表・報告するとともに、2・3年目研究内容・研究方向に関わった検討を行った。また、同会では、2・3年目研究方針に関わった検討として、シンポジウム「国語科メディア教育にとって次の課題は何か」を行った。コーディネーターは中村敦雄助教授(群馬大学)がつとめ、登壇者として、浜本純逸教授(早稲田大学)、岩永正史教授(山梨大学)、大内善一教授(茨城大学)、芳野菊子教授(産能大学)の4名が登壇した。今回の議論については、後日文字化し、科研費の成果報告書に掲載する予定である。 ・国語科メディア教育に関する研究会(2003年11月22目川崎市立高津市民館) 当日は全国から30名にのぼる出席者があり、次のテーマについて、問題が明らかにされた。 ・メディア教育のカリキュラムフレームワーク ・メディア教育における領域設定のあり方 ・メディア教育における授業方法論 ・メディア教育における学習材開発 当日は、芳野菊子教授(産能大学)のグループを中心として、同グループが自主的に主催したオーストラリア連邦西オーストラリア州における研修にもとづく知見を踏まえた具体的成果を対象とした議論が行われた。 ・各分担グループによる各地区におけるメディア教育についての研究会 研究分担者ごとに研究会を定期的に開催し、上記の問題の他に、次のテーマについて、問題が明らかになった。 ・国語科教育におけるメディア教育の位置 ・メディア教育における目標設定
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Research Products
(2 results)
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[Publications] 奥泉(岩本)香, 中村敦雄, 中村純子: "メディア教育における国語科を中心とした相関カリキュフムの意義-西オーストラリア(WA)州における教育的インフラストラクチヤー-"国語科教育(全国大学国語教育学会発行). 第54集(印刷中). (2004)
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[Publications] 井上尚美編集代表: "国語科メディア教育への挑戦(第1巻〜第4巻)"明治図書(各巻平均220頁). (2003)