2006 Fiscal Year Annual Research Report
水と生体分子が織り成す生命現象の化学に関する研究の総括
Project/Area Number |
15076101
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
桑島 邦博 東京大学, 大学院理学系研究科, 教授 (70091444)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
後藤 祐児 大阪大学, 蛋白質研究所, 教授 (40153770)
平田 文男 分子科学研究所, 理論分子科学研究系, 教授 (90218785)
片岡 幹雄 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 教授 (30150254)
寺嶋 正秀 京都大学, 大学院理学研究科, 教授 (00188674)
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Keywords | 水 / 生体分子 / 生命現象 / 物理化学 / 水溶液 / 蛋白質 / ダイナミクス / 機能 |
Research Abstract |
本総括班の目的とするところは、特定領域研究「水と生体分子が織り成す生命現象の化学」に関する研究の総括を行い、各研究間の企画調整と領域全体の広報活動を通して特定領域研究が円滑かつ効果的に推進されるよう取りはからうことである。16年度より計各班13名、公募班50名の総勢63名で研究活動を行っている。さらに、23名の班友も加わり、研究活動を行った。以下の成果が得られた。 本特定領域研究の全体的な研究方針の策定と各研究項目間の連絡調整を行うため、平成18年8月1日(シェラリゾート白馬、長野)と12月2日(京都テルサ)の2回総括班会議を開催した。平成18年度第3回の総括班会議を平成18年12月19日(京都テルサ)に開催した。この総括班会議には総括班班員5名のほか、研究評価委員である北川(豊田理研)、中原(京大)、Levy(Rutgers大)、Dobson(Cambridge大)が参加し、次年度公開ワークショップの企画実施、特定領域研究全体の研究方針の策定、各研究項目間と各計画研究や公募研究間の連絡調整に関して討議するとともに、本特定領域研究に関する評価について討議した。 7月31-8月3日長野県白馬のシエラリゾート白馬にて計画班員・公募班員全員が集まり合同班会議を開催した。12月18-19日には京都テルサにて第4回公開ワークショップを開催した(京都市)。このワークショップでは、この分野で指導的役割を果たしている外国人研究者6名を含む12名の招待講演とともに、班員・班友によるポスター発表をした。ポスター発表の総件数は160件であり、特定領域研究全体の活動と成果を示すものである。これら以外にも、日本蛋白質科学会年会(4月24-26日、京都)におけるワークショップ「水と蛋白質が織り成す機能発現のメカニズム」、第5回東アジア生物物理学会(11月12-16日、沖縄)におけるシンポジウム"Universality and Diversity on the Protein-folding Problem"と"Hydration Effects on Structure and Thermodynamics of Proteins"を行った。ホームページ上で「水と生体分子」ニュースレターNo.32-43を発行した。
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Research Products
(6 results)