2004 Fiscal Year Annual Research Report
地域学術コンソーシアムにおけるe-Learning地域ハブに関する研究
Project/Area Number |
15200054
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
梶田 将司 名古屋大学, 情報連携基盤センター, 助教授 (30273296)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長谷川 明生 中京大学, 生命システム工学部, 教授 (20126890)
河口 信夫 名古屋大学, 情報連携基盤センター, 助教授 (10273286)
山口 由紀子 名古屋大学, 情報連携基盤センター, 助手 (90239921)
山里 敬也 名古屋大学, 情報連携基盤センター, 助教授 (20252265)
岡田 啓 名古屋大学, 情報メディア教育センター, 助手 (50324463)
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Keywords | WebCT / 教育情報基盤 / 高等教育 / e-Learning / 大学間連携 / 地域ネットワーク / コンソーシアム / 教材共有 |
Research Abstract |
本研究では,地域学術コンソーシアムにおけるコース管理システムの構築・運用のあり方を検討するため,WebCT Vistaを使用した「e-Learning地域ハブ」を構築し,情報基盤(インフラ),教材(コンテンツ),活用・評価法の3つの観点から研究を行っている. 研究の2年目となる本年度については,(i)北米の事例調査研究,(ii)地域ハブ利用のためのコンピュータネットワークの効果測定,(iii)ベンチマーキング用教材の試験利用,および,(iv)研究対象とする仮想コンソーシアム(大学連合)グループでの教材作成の促進,を行った. まず,(i)に関しては,米国における大学間連携におけるWebCT Vistaの活用状況を,ASP(Application Service Provider)型で展開されているConnecticut Distance Learning Consortium,複数キャンパス間での共有型で展開されているPurdue University,複数大学間での共有型で展開されているUniversity System of Georgiaについて詳しく調査した.(ii)に関しては,JPIX名古屋接続による効果測定を行うため,名古屋大学の2〜4年生を対象としたWeb履修登録での利用状況のデータ取得を2005年3月に行った.データ解析は,次年度の予定である。(iii)に関しては,昨年度作成した「情報セキュリティ研修」に関する教材を,名古屋大学の新入生に対する研修で利用し有効性を確認した.(iv)に関しては,国際学術コンソーシアムAC21(1コース),アジア農科系大学(7コース),ULANプロジェクト(試験利用)での教材作成を行った.
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Research Products
(4 results)