2005 Fiscal Year Annual Research Report
地域学術コンソーシアムにおけるe-Learning地域ハブに関する研究
Project/Area Number |
15200054
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
梶田 将司 名古屋大学, 情報連携基盤センター, 助教授 (30273296)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山里 敬也 名古屋大学, エコトピア科学研究所, 助教授 (20252265)
中井 俊樹 名古屋大学, 高等教育研究センター, 助教授 (30303598)
内藤 久資 名古屋大学, 多元数理科学研究科, 助教授 (40211411)
長谷川 明生 中京大学, 生命システム工学部, 教授 (20126890)
鈴木 常彦 中京大学, 情報科学部, 助教授 (80350982)
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Keywords | e-Learning / シングルサインオン / 情報セキュリテイ / 地域ネットワーク / Webアプリケーション / WebCT / 地域ルーティング / コンソーシアム |
Research Abstract |
最終年度の本年度については,(i)地域ハブ利用のためのコンピュータネットワークの効果測定,(ii)情報セキュリティ教材の強化,および,(iii)教材共有のためのユーザ認証機構の開発,を行った. (i)に関しては,JPIX名古屋接続の導入による地域ネットワークの性能を測定し,地域ルーティングを行う場合と行わない場合との比較を通じて,遅延が伝送量に大きく関係していることを確認するとともに,地域ルーティングレジストリ(RRR)の導入の必要性,NMP監視ツールの開発を行い,地域ネットワークインフラ整備のための研究開発を行った.また,名古屋大学の2〜4年生を対象としたWeb履修登録時のデータ解析を行い,10.2%がJPIX名古屋経由となっており,地域IXを通じた直接のピアリングあるいは地域IXを利用するISPが増えることで,さらなる改善が期待できる状態であることが分かった.(ii)については,最近の情報セキュリティの最新情報を反映させた2つ目の情報セキュリティ教材をWebCT Vistaを用いて作成した,(iii)については,前年度に引き続き,Central Authentication Serviceによる権限管理を強化したユーザ認証基盤の構築を行い,ウェブアプリケーションに対する多様で大規模・広範囲な統一認証基盤として,CASは重要な役割を果たすことを明らかにした.
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Research Products
(7 results)