2004 Fiscal Year Annual Research Report
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15202017
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| Research Institution | The University of Tokyo |
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Principal Investigator |
保谷 徹 東京大学, 史料編纂所, 助教授 (60195518)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
榎原 雅治 東京大学, 史料編纂所, 教授 (40160379)
松井 洋子 東京大学, 史料編纂所, 助教授 (00181686)
鶴田 啓 東京大学, 史料編纂所, 教授 (10172066)
松澤 克行 東京大学, 史料編纂所, 助手 (40282529)
小野 将 東京大学, 史料編纂所, 助手 (70272507)
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| Keywords | 日本史 / 史料 / 東アジア / 前近代史 / ロシア / 韓国 / 漢文 / 対外交渉 |
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| Research Abstract |
本研究の目的は、前近代東アジアにおける日本関係史料の系統的・組織的な調査と収集を行ない、東アジア各地等に所在する日本史史料の全体構造に見通しをつけることにある。
今年度も「日本史史料が結ぶ東アジア日本学研究の交流推進プロジェクト」(研究代表者:保谷)などと連携して以下のような史料調査および史料情報収集活動をおこなった。
1)海外出張調査
・サンクトペテルブルグ市(ロシア連邦)に出張し、ロシア国立海軍文書館・同歴史文書館・同科学アカデミー文書館・科学アカデミー東洋学研究所等の日本関係史料を閲覧調査し、複写して収集した。
・大韓民国に出張し、釜山大学図書館古典資料室・国立海洋遺物展示館・国史編纂委員会などで日本関係史料の調査をおこなった。
・パリ(フランス)に出張し、コレージュ・ド・フランス所蔵の日本関係古写真コレクション等を調査して高精度デジタル画像で収集した。
2)ロシア史料と史料情報収集
・ロシア国立海軍文書館の日本関係史料目録およびモスクワ所在日本関係史料目録等を現地研究者に委託して作成し、この翻訳作業をおこなった。歴史文書館および科学アカデミー文書館の日本関係史料目録についても同様に作成中である。
3)漢文史料の情報整理
・主に室町期(第6・7編)を中心に大日本史料等に用いた漢文史料を抽出し、史料学的検討を加えたほか、さらに中韓の文集類から日本関係記事の抽出・蓄積作業を行なった。
4)研究集会等
・計4回の研究集会をおこない、また年度末には「日露関係史料をめぐる国際研究集会2005」(史料編纂所・日本学士院共催、外務省認定「日露修好150周年記念事業」)を開催した。
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