2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15203007
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
佐藤 安信 名古屋大学, 大学院・国際開発研究科, 教授 (90313981)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中西 久枝 名古屋大学, 大学院・国際開発研究科, 教授 (40207832)
大坪 滋 名古屋大学, 大学院・国際開発研究科, 教授 (40247622)
櫻井 龍彦 名古屋大学, 大学院・国際開発研究科, 教授 (60170643)
二村 久則 名古屋大学, 大学院・国際開発研究科, 教授 (30156939)
児玉 克哉 三重大学, 人文学部, 教授 (50225455)
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Keywords | 平和構築 / 平和 / 開発 / 復興 / 復興支援 / 紛争 / 紛争予防 / 緊急人道支援 |
Research Abstract |
本年度は(1)調査活動、(2)公開研究会、(3)出版活動のうち、特に(2)及び(3)について重点的に進めてきた。 まず、(1)については、スリランカ(6月、佐藤)、イラン(7〜8月、中西)においてフィールドワークを実施した。 (2)については、合計9回にわたり内外より専門家を招聘して活発な議論を誘発してきた([1]4月:大坪滋"On the Economic Causes and Consequences of Conflict"、[2]6月:狐崎知己「ポスト・ジェノサイド社会における真相究明と正義・復興:グアテマラの事例」、[3]6月:渡辺松男「西欧諸国における平和構築政策について」、[4]9月:黒澤啓「難民の恒久的解決における人道援助と開発援助のリンケージについて:中東地域の事例を用いて」、[5]9月:Naoki Ishihara "Human Resource Development for International Cooperation"、[6]10月:Jan Oberg "Peace-building Workshop"、[7]11月:井上健"Security of the UN Staff Members Working in Conflict Areas"、[8]1月:阿部利洋「南アフリカ・真実和解委員会の独自性と課題-他国における活動との比較から」、[9]3月:A.Navaratnarajah"Displacement of Tamil Population in Sri Lanka due to Man Made and Natural Disaster")。 (3)については、平和構築学の体系化の試みとして、佐藤、中西、児玉が入門的な共著書を出版しているほか、Discussion Paperシリーズ及び平和構築ブックレットの発刊により、研究成果公表の手段を整備した。
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Research Products
(7 results)