2004 Fiscal Year Annual Research Report
その場固化法を利用した新規セラミックス断熱建材の気孔構造制御
Project/Area Number |
15310052
|
Research Institution | Nagoya Institute of Technology |
Principal Investigator |
高橋 実 名古屋工業大学, 工学研究科, 教授 (60093100)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
太田 敏孝 名古屋工業大学, 工学研究科, 教授 (30135412)
藤 正督 名古屋工業大学, 工学研究科, 助教授 (50238523)
高橋 順一 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (40110259)
鈴木 久男 静岡大学, 工学部, 助教授 (70154573)
|
Keywords | 多孔体 / セラミックス / 建材 / 吸音 / 断熱 / 成形 / 粒子 / プロセス |
Research Abstract |
気孔が関与するサスペンション及び多孔体の特性モデル確立のための実験と解析を行った。具体的には以下の4項目について研究を行った。 (1)固/気/液3相サスペンションのレオロジーモデルの検討 固相粒子の粒径と含有率、気泡の径と含有率をパラメータとして、レオロジーモデルを確立について検討した。 (2)多孔体特性の気孔特性依存モデル 多孔体の熱伝導率と強度に絞り、気孔径と気孔率をパラメータとした依存性モデルを確立を目指した。 (3)施釉多孔体の作製 耐候性、強度の向上と美観を付加するため施釉多孔体を試作し、無施釉多孔体と同様な評価を行なった。 (4)ゲル化剤の検討 15年度で検討を行なったゲル化剤はメタクリルアミド系である。しかし、このモノマーは酸素が存在すると重合が停止するため、空気中での使用に制限があった。工業的適用性を広げるために、空気下でも使用可能な寒天、ゼラチンなどの天然ゲル化剤や無機質ゲル化剤を検討した。 次年度は上記(1)〜(4)を基礎としより多くのデータを収集し,より精度の高い気孔が関与するサスペンション及び多孔体の特性モデル確立するよていである。
|
Research Products
(17 results)