2004 Fiscal Year Annual Research Report
近現代日本の政策史料収集と情報公開調査を踏まえた政策史研究の再構築
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15330024
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| Research Institution | National Graduate Institute for Policy Studies |
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Principal Investigator |
伊藤 隆 政策研究大学院大学, 政策情報研究センター, 教授 (30011323)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
季武 嘉也 創価大学, 文学部, 教授 (40179099)
有馬 学 九州大学, 大学院・比較社会文化研究院, 教授 (80108612)
小池 聖一 広島大学, 総合科学部, 助教授 (70274024)
西川 誠 川村学園女子大学, 文学部, 助教授 (80306448)
武田 知己 大東文化大学, 法学部, 専任講師 (20311897)
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| Keywords | 日本近代史 / 日本現代史 / 史料情報機関 / 政策史料 / 人物史料情報 |
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| Research Abstract |
1、ヒアリング調査
史料所在情報や情報公開に詳しい研究者4名(『昭和史の天皇』(読売新聞社刊)編纂に関わった松崎昭一(3回)、重光葵等の史料についての武田知己、革新官僚の史料に関する田辺宏太郎、近代史史料全般に関わる伊藤隆各氏)、戦後個人史料を素材に報告した研究者2名(木内信胤文書などに関する河野康子・井口治夫両氏)、合計8回、6名から報告を受け、それぞれ速記録を作成した。
2、史料所在調査
史料所在調査のため、本年度は2カ所(栃木県・鹿児島県)に出張した。栃木県では青木周蔵関係文書、鹿児島県では西村天囚関係文書の調査を行った。
3、『近現代日本人物史料情報辞典』の刊行及び続巻の編纂
平成16年7月吉川弘文館より539名の史料情報を掲載した同辞典を刊行した。さらに続巻の編纂を進め、平成17年2月末時点で262項目を入稿した。この巻には前巻も含めた人物索引を付けるため、その作業も行った。この巻は平成17年11月頃刊行の予定である。なお、第3巻目の準備も開始した。
4、史料整理
今年度より新たに整理を始めた5文書群(金杉秀信関係文書、豊福保次関係文書等)を加え、前年度から継続のものを含め34文書群について整理を進めた。
5、研究成果報告書の作成・刊行・配布
研究成果報告書即ち本書の刊行のため、速記録・諸データ等の原稿化を行い、刊行・配布の準備を進めた。
6、研究成果報告書別冊「近代日本史料研究会・戦後史料研究会速記録集史料等索引」の作成・刊行・配布
われわれ近代日本史料研究会が平成9年度以降科学研究費によって行ってきたヒアリング調査の速記録を含め、その中に登場したすべての史料群等に関する索引を作成し、刊行・配布の準備を進めた。
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