2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15330165
|
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
藤川 信夫 大阪大学, 人間科学研究科, 助教授 (10212185)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高木 雅史 福岡大学, 人文学部, 助教授 (70242790)
岡部 美香 京都教育大学, 教育学部, 助教授 (80294776)
根村 直美 日本大学, 経済学部, 助教授 (10251696)
丸山 恭司 広島大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (30253040)
山内 紀幸 山梨学院短期大学, 保育科, 助教授 (10352808)
|
Keywords | 優生学 / 家庭教育 / 生殖医療 / 人口政策 / コロニアリズム / 生命倫理 |
Research Abstract |
本研究の最終年度にあたる平成17年度は、「科学研究費補助金交付申請書」に記載した研究目的及び研究実施計画に従い、以下のような研究活動を行った。 1.平成17年8月28日〜8月30日、大阪大学大学院人間科学研究科で開催した研究打合会において、各研究分担者が研究内容の最終報告を行い、また、各研究分担の最終調整を行った。 2.研究の基礎となる文献資料(主に、日本の心理学、医学、法律、家庭教育の分野における優生学論議、さらに、欧米の現代における優生学論議に関する資料)を収集し、各研究分担者がそれぞれに割り当てられたテーマに関する資料分析を行った。 3.平成17年9月に、教育思想史学会第15回大会(日本大学)、Colloquium2「教育学における優生思想の展開-歴史と展望」において、以下の4つの研究成果の発表を行った。 ・高木雅史、「国民優生法下の優生結婚-『結婚十訓』をめぐって」 ・丸山恭司、「優生学と教育-人間改良の技術と思想」 ・根村直美、「<自己決定権>をめぐる道徳哲学的考察-出生前診断をめぐって」 ・藤川信夫、「オーダーメイド教育に関するエッセイ」 これとは別に、高木雅史は、2005年8月に日本教育学会第64回大会(東京学芸大学)において、「子ども理解に悩む教師と心理学的テクノロジー」と題する発表を行った。また根村直美も、2005年7月には、これからのウイメンズヘルス研究会招待講演「地域にねざした女性の健康支援」(東京医科歯科大学)の枠内で、「ジェンダー研究の立場から」と題する発表を行い、さらに2005年10月に第56回日本倫理学会(岡山大学)において共通課題報告「倫理学の現実」の枠内で「ジェンダー研究の立場から」と題する発表を行った。 4.学術論文の発表:本報告書項目11参照。 5.研究成果報告書の作成に向け、全体の内容調整を行った。また、論文集としての出版に向け、打合せを行った。
|
Research Products
(4 results)
-
-
-
-
[Book] 論文集2006
Author(s)
Nobuo Fujikawa
Publisher
未定(ドイツにて出版)(出版予定)(書名未定)