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2003 Fiscal Year Annual Research Report

地震時に実在構物に導入される応力の計測と地震計記録との対応

Research Project

Project/Area Number 15360246
Research InstitutionOsaka City University

Principal Investigator

小林 治俊  大阪市立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (40047395)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 根本 泰雄  大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 講師 (30301427)
中川 康一  大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 教授 (80047282)
高田 直俊  大阪市立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50047239)
園田 恵一郎  大阪工業大学, 八幡工学実験場, 教授 (70047108)
角掛 久雄  大阪市立大学, 大学院・工学研究科, 助手 (90326249)
Keywords地震 / 実在構造物の応力・ひずみ / 地震波と構造物被害の相関性 / 地震計 / ピエゾフィルム / モニタリング
Research Abstract

地震により構造物が損傷・破壊した例は数多くあるが,これまで地震により実在構造物に導入された応力またはひずみを直接計測した例は,地盤内の基礎工の例を除き上部工ではほとんど無い。それ故,地震時に構造物に導入される応力またはひずみは,地震計による観測地震波を用いたコンピューターによる地震応答解析に拠っている。しかしながら,兵庫県南部地震、鳥取県西部地震,芸予地震などを検討しても,構造物の被害と地震計による記録との相関性が明確でなく,地震応答解析法の見直しの必要が指摘されている。そこで,本研究は,地震時に実在構造物に導入される応力またはひずみを直接計測・捕捉することを目的とした。そして,研究代表者および分担者が所属する大阪市立大学に平成15年度新設される総合教育棟(4階建てRC造)に地震計が設置されることに相まって,昨秋その地震計のごく近傍のRC柱基部内部に平鋼帯板にピエゾフィルム(圧電素子)およびひずみゲージを貼り付けたセンサーを2地点にそれぞれ計8体を埋め込み,またRC柱基部外部1地点にもそれぞれ4体を装着した。本総合教育棟は平成16年5月に完成する予定であり,その後内外装などを施工後8月頃より供用開始となるので,その間,メモリーコーダ内蔵の計測ボックスの設置と,学内LANによる計測データーのモニタリングを行える準備を予定している。

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Published: 2005-04-18   Modified: 2021-12-07  

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