2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15380156
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Research Institution | Tokyo University of Agriculture |
Principal Investigator |
金田 憲和 東京農業大学, 国際食料情報学部, 助教授 (30297593)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
齋藤 勝宏 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (80225698)
塚田 和也 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助手 (80323476)
大賀 圭治 日本大学, 生物資源科学部, 教授 (80302587)
茅野 甚治郎 宇都宮大学, 農学部, 教授 (40163729)
小林 弘明 和光大学, 経済経営学部, 助教授 (70329019)
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Keywords | 農業政策 / 部分均衡分析 / PEMモデル |
Research Abstract |
本年度は、3年計画の2年度目である。前年度に引き続いて、アジアを中心に農業政策と統計資料の整理、PEMモデルと国際市場モデルの構築のための作業を続けた。 (1)アジア各国の農業政策と統計資料の整理の成果の一部は、茅野「経済発展に伴う米消費構造の変化」(清水・小林・金田『コメ経済と国際環境』第6章)として、一般に公表した。 (2)部分均衡分析による農業政策評価モデルであるPEMモデルについては、その基本構造についての共通理解のもと、各国への適用方法を探る作業を進めた。これについては日本への適用事例も交えた形で、小林「農産物貿易交渉と政策評価」(前掲書第9章)として、一般に公表した。 (3)各国別の農業政策モデルを国際市場でリンクさせるためには、国際市場モデルも必要である。これについては、大賀の作成によるIFPSIMモデルを、パソコン上のVisual BASICで開発した分析システム(AGNESS)および計量モデル構築システムを使って、効率のよい推定とシミュレーションがパソコン上で簡易に実行できるように作業を進めた。この作業は、大賀を中心にFAOとも協力しながらおこない、すでにプログラムは稼働している。 (4)農産物貿易モデルの基盤となる貿易理論面での研究成果もある。齋藤「農産物貿易政策の変更と経済厚生」(前掲書第13章)や、裏面に掲載した齋藤・齋藤「嗜好と比較優位」や齋藤・齋藤「自由貿易協定とWTO体制についての考察」などである。
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Research Products
(4 results)