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2003 Fiscal Year Annual Research Report

インターネットを用いた大学生禁煙化プロジェクトの有効性の評価

Research Project

Project/Area Number 15390199
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

Research InstitutionNara Women's University

Principal Investigator

高橋 裕子  奈良女子大学, 保健管理センター, 教授 (00346305)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中道 實  奈良女子大学, 大学院・人間文化研究科, 教授 (40067690)
川上 憲人  岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (90177650)
中原 俊隆  京都大学, 大学院・医学研究科, 教授 (70250181)
Keywords大学生禁煙化 / 喫煙 / インターネットプログラム / 携帯メール / 禁煙支援 / 禁煙マラソン / 禁煙カレッジマラソン / ニコチン代替療法
Research Abstract

平成15年度は大学生禁煙化プロジェクトの立ち上げの年度であり、まず当プロジェクト推進にあたる「大学生禁煙化プロジェクト委員会」を平成15年7月に立ち上げた(委員メンバー:京都大学川村孝教授・岡山大学戸部教授・立命館大学伊東宏教授および研究代表者)。
平成15年度に予定していたHigh risk strategyの始動としては、平成15年5月から7月までの予備調査において大学生の喫煙の特性をフォーカストグループインタビューおよび文献を用いて調査し、それを元に既存のインターネット利用禁煙開始ITプログラムおよび禁煙継続プログラム(禁煙マラソン)を大学生向けに特化した携帯メール通信にて利用しうるITプログラム「禁煙カレッジマラソン」を作成した。ITプログラムの作成にはインターネット禁煙マラソン事務局の協力を得た。ITプログラムには喫煙有害性や禁煙方法の知識の獲得のほか、ピアサポート手法を用いてエンパワメント効果を高める禁煙マラソン手法を取り入れた掲示板方式を採用した。平成15年7月には禁煙カレッジマラソンの試験運用を実施しさらに改善を加えた。平成15年10月にはニコチン代替療法剤による禁煙開始支援に加え禁煙カレッジマラソンによる長期禁煙サポートを参加者全員に提供する大学生禁煙化プログラムを作成し、平成15年11月から第一回の試行を行った。第一回試行参加大学は平成16年1月までで9大学、参加学生数は52名であった。
平成15年度に予定していたPopulation strategyの始動としては、Health Promotionの一環として希望する大学に対して禁煙意識を高めるためのポスターの配布および全国の大学構成者を対象に禁煙に関する意識を高める標語の募集を実施した。ポスター配布希望大学は60大学であった。以上の経過および研究実績は第38回日本公衆衛生学会近畿地方会などで発表の予定である。

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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