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2004 Fiscal Year Annual Research Report

外国・在外教育施設における日本語教育の現状と需要調査研究

Research Project

Project/Area Number 15401017
Research InstitutionTokyo University of Foreign Studies

Principal Investigator

藤森 弘子  東京外国語大学, 留学生日本語教育センター, 助教授 (50282778)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 伊東 祐郎  東京外国語大学, 留学生日本語教育センター, 教授 (50242227)
柏崎 雅世  東京外国語大学, 留学生日本語教育センター, 教授 (00262212)
中村 彰  東京外国語大学, 留学生日本語教育センター, 助教授 (10272618)
Keywords第二言語としての日本語教育(JSL) / 継承日本語教育(JHL) / 国語教育(JNL) / 在外教育施設 / 外国教育施設 / 日本文化事情教育 / 年少者の日本語教育 / 外国語教育
Research Abstract

(1)在外教育施設用調査票回答のデータ化
校長と日本語担当教員からの回答をエクセルに入力し、データ化した。データ分析の結果、日本人学校の場合、小3〜小5にかけて、全体児童生徒数に対して、日本語指導が必要な児童生徒の割合がもっとも多くなっている。補習授業校の場合は、全体的に日本人学校に比べて、日本語指導の必要性が高く、高校や幼児部でも割合が高い。この要因としては、長期滞在者及び国際結婚の子弟が増加したことが挙げられる。現在の問題点として、クラス編成・教員の確保・指導法の問題などを感じていることがわかった。
(2)外国教育施設用調査票の作成および郵便・E-mail送付。
北米・豪州・NZ・中国・韓国など中等教育機関における日本語学習者数が多い地域の学校長・日本語担当教員に対してアンケート調査票を送付した。国際交流基金やREX教員のネットワーク、日本語教師会などの協力を得て、現地の学校関係者に協力をあおぐことができた。現在まだ回収中である。
(3)外国教育施設へのヒアリング調査
・豪州・NZ(伊東・藤森):REX教員の派遣先校を中心にヒアリングした。国際交流基金の日本語センターなども訪問し、現地の教育事情の情報を得た。
・韓国(柏崎・藤森):REX教員の派遣先校を中心にヒアリングした。国際交流基金の日本語センターなども訪問し、現地の教育事情の情報を得た。
・北米(中村):国際交流基金ロスアンゼルスセンターや日本語教師会にコンタクトをとり、現状についてヒアリングを行い、調査への協力依頼をした。
・中国(藤森):国際交流基金北京事務所、北京大使館、北京日本学センター、JICA事務所を訪問し、中国での日本語教育事情の情報を得た。大連での中国人日本語教師研修会に参加し、意見交換を行った。
(4)国内での情報収集
・沼津市の加藤学園イマージョン教育シンポジウム(中村)、第二言語習得研究会継承語教育関連発表(柏崎)、国際交流基金教材支援シンポジウム(藤森)などに参加し、情報を得た。
(5)科研講演会の実施
・中国吉林省東北師範大学外国語学院日本語学部桂玉植教授を招き、「中国における日本語教育事情」という題目で現在の日本語教育の動向について講演していただいた。
(6)海外出版の中等教育用日本語教科書・教材の収集。

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Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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