2005 Fiscal Year Annual Research Report
大学教育改革における大学-地域パートナーシップの開発過程に関する国際比較研究
Project/Area Number |
15402046
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
町井 輝久 北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 教授 (60091500)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木村 純 北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 教授 (90153212)
亀野 淳 北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 助教授 (50333646)
山岸 みどり 北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 教授 (20211625)
笹井 宏益 国立教育政策研究所, 生涯学習政策研究部, 統括研究員 (10271701)
山田 礼子 同志社大学, 社会学研究科, 教授 (90288986)
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Keywords | 大学-地域連携 / 高度人材育成 / 職業型大学院 / エクステンションセンター / パートナーシップ / キャプストーンプログラム / 生涯学習 / 大学教育改革 |
Research Abstract |
最終年度となる2005年度は、アジア-韓国・モンゴル、ヨーロッパ-フランス、北米-アメリカ・オレゴン州で大学-地域間のパートナーシップの展開過程について現地調査研究を実施するとともに、研究成果をより深めるために韓国及びモンゴル国より大学関係者を招聘し、北海道大学においてシンポジウムを開催し、日本の研究分担者及び研究協力者等と研究発表及び討論を行った。 1 韓国では前年度に引き続き、生涯学習の側面からの大学-地域連携について釜山大学・プキョン大学・公州大学等からヒヤリングを行うとともに、利川市において地域づくり生涯学習に関する調査を実施した。 モンゴル国では、前年度に引き続き、モンゴル国立大学、モンゴル農業大学への訪問調査を行った。 2 フランスでは大学の生涯学習機能についての訪問調査をパリ第10大学等で行った。 3 米国ではオレゴン州ポートランド州立大学の教育大学院、都市政策大学院、センターオブエクセレンス等を訪問、また市内の高校を訪問調査した。とくに地域との連携による一般教育のモデルとなる、ユニバーシティスタディーズの実践経過について教員及び専門スタッフから詳細なヒヤリングを行った。また都市政策学部では、地域課題型の大学-地域連携による教育・研究プログラムについての調査を行った。教育学研究科では教員の再教育プログラムをはじめとする教育専門職に対する各種のエクステンションプログラムについての調査を行った。 4 海外調査で得られた知見をより深めるために、大学-地域連携に関する日韓、日本-モンゴル大学間のシンポジウムをそれぞれ実施した。韓国からは、慶熙大学校等4大学の研究者を招聘し、大学-地域連携の本野で生涯学習のあり方について、モンゴル国からはオルホン大学学長等を招聘し、報告・討論を実施した。以上の結果は別に報告書を作成中である。
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Research Products
(3 results)