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2004 Fiscal Year Annual Research Report

ニュージーランドの「第二言語教育」に関する言語社会学的研究

Research Project

Project/Area Number 15520280
Research InstitutionChukyo Women's Junior College

Principal Investigator

岡戸 浩子  中京女子大学短期大学部, 助教授 (70352896)

Keywordsニュージーランド / 言語政策 / 言語教育政策 / 第一言語 / マオリ語 / 言語意識 / 言語社会学 / 多言語社会
Research Abstract

これまでヨーロッパ系の人々が圧倒的な割合を占めてきたニュージーランドでは、近年、先住民マオリ系、太平洋島嶼系、アジア系住民の増加が目立ってきており、国内の多文化、多言語化傾向が徐々に進行しつつある。そのような状況下で、この国で推進されている言語政策および言語教育政策と大きなかかわりを持つ学校教育における「第二言語教育」について社会言語学(狭義での言語社会学)的視点から現状を考察し、政策の推進における問題点および阻害要因を明らかにすることが本研究の目的である。
上記を踏まえて、平成16年度の本研究の目的は、これまでの研究成果を踏まえ、ニュージーランドにおける第二言語教育の現状に関する現地調査およびアンケート調査を行い、第二言語教育・学習への意識を明らかにし、さらには次年度に計画している調査実施への検討課題を探ることであった。本年度、ニュージーランドには平成16年7月24日〜8月19日まで滞在した。第一に、ウェリントン、クライストチャーチ、オークランド、ハミルトン、ロトルアの各市に在る中等学校を訪問し、第二言語教育の実態調査、教師・生徒に対するアンケート調査および教師に対する聴き取り調査を行った。アンケート調査で得られたデータについてはコンピュータへの入力作業を終え、現在SPSS, Amosによる因子分析や共分散構造分析を続行中である。第二に、ニュージーランド教育省、ニュージーランド派遣専門家(日本語アドバイザー)、Auckland大学、Waikato大学、Canterbury大学、Victoria大学の研究者に対してインタビュー調査を行った。上記アンケート調査の分析において参考となるきわめて貴重な資料・情報を入手することができた。
本年度に実施した上記の研究結果に基づき、次年度に予定している追加調査や質的調査の内容についての検討と具体的な調査項目の設定に着手することができた。

  • Research Products

    (1 results)

All 2004

All Book (1 results)

  • [Book] 多言語社会がやってきた2004

    • Author(s)
      河原俊昭, 山本忠行(編)共著
    • Total Pages
      248
    • Publisher
      くろしお出版

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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